エルドレインの王権の注目カード10傑（構築編）

今回もやってみました。いつものように再録カードは除外しています（再録があるかどうか知らんけどな）。

10位《Realm-Cloaked Giant/王国まといの巨人》

《Realm-Cloaked Giant/王国まといの巨人》　(５)(白)(白)
クリーチャー ― 巨人(Giant)　ELD　Mythic Rare
警戒
7/7
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《Cast Off/脱ぎ捨て》　(３)(白)(白)
ソーサリー ― 出来事
巨人でないクリーチャーをすべて破壊する。（その後、このカードを追放する。あなたは後で追放領域からこのクリーチャーを唱えてもよい。）

５マナのマスデスならスタンダードでは十分使用に耐えると思うし、適当にバンバン除去撃って使い終わった除去が勝つカードになるデッキが作れそう。

9位《Acclaimed Contender/評判高い挑戦者》

《Acclaimed Contender/評判高い挑戦者》　(２)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・騎士(Knight)　ELD　Rare
評判高い挑戦者が戦場に出たとき、あなたが他の騎士をコントロールしている場合、あなたのライブラリーの一番上からカードを５枚見る。あなたはその中から、騎士かオーラか装備品か伝説のアーティファクトであるカード１枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
3/3

専用の騎士デッキでしか使われないから５枚見れば何かしらのカードを入手出来るはず。３枚ではなく５枚見るのは相当に強いと思う。

8位《Stormfist Crusader/嵐拳の聖戦士》

《Stormfist Crusader/嵐拳の聖戦士》　(黒)(赤)
クリーチャー ― 人間(Human)・騎士(Knight)　ELD　Rare
威迫
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれカードを１枚引き１点のライフを失う。
2/2

２マナ2/2とサイズは貧相だが、威迫があるので序盤はそれなりに通りそう。カードを引くタイミングが自分のアップキープだから「先に相手にカードを引かれて除去られて終わり」ってこともないし、色的に絢爛とも相性が良くて構築級の良いカードだと思う。

7位《Yorvo, Lord of Garenbrig/ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》

《Yorvo, Lord of Garenbrig/ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》　(緑)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー ― 巨人(Giant)・貴族(Noble)　ELD　Rare
ギャレンブリグの領主、ヨルヴォは、+1/+1カウンターが４個置かれた状態で戦場に出る。
他のクリーチャーが１体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ギャレンブリグの領主、ヨルヴォの上に+1/+1カウンターを１個置く。その後、そのクリーチャーのパワーがギャレンブリグの領主、ヨルヴォよりも大きいなら、ギャレンブリグの領主、ヨルヴォの上に+1/+1カウンターをもう１個置く。
0/0

4/4で戦場に出ても次のターンには5/5か6/6で殴りに行けるのは、なかなかのハードパンチャーで頼もしい。《ラノワールのエルフ》がスタン落ちして2T目にこれをプレイ出来ないのが残念でならない。《荒廃甲虫》が使われないことを祈るのみ。

6位《Grumgully, the Generous/太っ腹、グラングリー》

《Grumgully, the Generous/太っ腹、グラングリー》　(１)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー ― ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman)　ELD　Rare
あなたがコントロールしていて人間でない他の各クリーチャーはそれぞれ+1/+1カウンターが追加で１個置かれた状態で戦場に出る。
3/3

モダンだとゴブリンだけで無限コンボを完成させてしまうけど、スタンダードでもそこそこ行けそう。この手のカードにしては珍しくトークンにもカウンターが乗る点が強く、《軍勢の戦親分》や《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》とも相性が良さそう。デッキ構築欲を駆り立てる良いカードだと思う。

5位《Inspiring Veteran/鼓舞する古参》

《Inspiring Veteran/鼓舞する古参》　(赤)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・騎士(Knight)　ELD　Uncommon
他の、あなたがコントロールしている騎士は+1/+1の修正を受ける。
2/2

騎士デッキがトーナメントレベルかどうかは別として、使う以上は４積みするカードはそれなりに評価する。

4位《Questing Beast/探索する獣》

《Questing Beast/探索する獣》　(２)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー ― ビースト(Beast)　ELD　Mythic Rare
警戒、接死、速攻
探索する獣は、パワーが２以下のクリーチャーによってはブロックされない。
あなたがコントロールしているクリーチャーが与える戦闘ダメージは軽減できない。
探索する獣が対戦相手１人戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー１体を対象とする。これはそれに、その点数に等しい点数のダメージを与える。
4/4

４マナ4/4とサイズは凡庸だが、能力が６個も付いていれば十分過ぎる。特に最後の能力がコントロール相手に優秀で、プレインズウォーカーを倒すのに時間を要してライフが全く減らないジレンマを解決してくれる。すぐに死ぬだろうから伝説でも４枚採用して良いし、カード名が伝説っぽくないからどこかの基本セットで採録されそう。

3位《Wildborn Pres/僻境生まれの保護者》

《Wildborn Pres/僻境生まれの保護者》　(１)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・射手(Archer)　ELD　Rare
瞬速
到達
人間でない他のクリーチャーが１体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(Ｘ)を支払ってもよい。そうしたとき、僻境生まれの保護者の上に+1/+1カウンターをＸ個置く。
2/2

中盤以降になってもサイズアップ出来る２マナ域ってのは十分に構築級。またこいつ以外にも終盤に引いた低マナ域のクリーチャーに役割が出来るので、すべてのマナ域のクリーチャーがいつでも有効に機能することになる点が素晴らしい。

2位《Slaying Fire/殺戮の火》

《Slaying Fire/殺戮の火》　(２)(赤)
インスタント　ELD　Uncommon
クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー人を対象とする。殺戮の火はそれに３点のダメージを与える。
一徹（この呪文を唱えるために赤マナが３点以上支払われていたなら、代わりにこれは４点のダメージを与える。）

３マナ４点火力！赤単なら一徹も余裕やろ。

1位《Bonecrusher Giant/砕骨の巨人》

《Bonecrusher Giant/砕骨の巨人》　(２)(赤)
クリーチャー ― 巨人(Giant)　ELD　Rare
砕骨の巨人が呪文の対象になるたび、砕骨の巨人はその呪文のコントローラーに２点のダメージを与える。
4/3
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《Stomp/踏みつけ》　(１)(赤)
インスタント ― 出来事
このターン、ダメージは軽減できない。クリーチャー１かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。踏みつけはそれに２点のダメージを与える。

２T目に《踏みつけ》を構えて３T目に《砕骨の巨人》と言う単純な動きでも十分に強い。《踏みつけ》の軽減不可効果も素晴らしく、何にでも撃てる点も良く出来ている。《砕骨の巨人》の２点飛ばす能力もそうだし、カード全体が一貫して攻撃的にデザインされている点が高評価。でも、ちょっと「カードを売るためにユーザーに媚びた」感があるよね。