アモンケットの注目カード10傑（構築編）

今回もやってみました。いつもの通り再録カードは除外しています。

10位《Channeler Initiate/媒介者の修練者》

《Channeler Initiate/媒介者の修練者》　(１)(緑)
クリーチャー ― 人間・ドルイド　AKH　Rare
媒介者の修練者が戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー１体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを３個置く。
(Ｔ),媒介者の修練者の上から-1/-1カウンターを１個取り除く：あなたのマナ・プールに好きな色１色のマナ１点を加える。
3/4。

この手の２マナのマナクリはこれまでもスタンダード環境で使用されてきたが、序盤はマナを生み、中盤以降は3/4クリーチャーとしても活用できるのは頼もしい。

9位《Dissenter’s Deliverance/造反者の解放》

《Dissenter’s Deliverance/造反者の解放》　(１)(緑)
インスタント　AKH　Uncommon
アーティファクト１つを対象とし、それを破壊する。
サイクリング(緑)（(緑),このカードを捨てる：カードを１枚引く。）

刺さる局面では劇的に刺さるカードをメインから積めるのがサイクリングの良いところ。サイクリングコストの軽さが何より魅力的。

8位《Rhonas the Indomitable/不屈の神ロナス》

《Rhonas the Indomitable/不屈の神ロナス》　(2)(緑)
伝説のクリーチャー ― 神　AKH　Mythic Rare
接死、破壊不能
あなたがパワーが４以上の他のクリーチャーをコントロールしていないかぎり、不屈の神ロナスでは攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(緑)：他のクリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを得る。
5/5。

戦闘参加の条件が比較的軽いのが魅力的。３T目にこれを出し、４T目にパワー4以上の速攻クリーチャーを出して一緒に殴りたい。能力がトランプルを与えてくれるのも◎。

7位《Hazoret the Fervent/熱烈の神ハゾレト》

《Hazoret the Fervent/熱烈の神ハゾレト》　(3)(赤)
伝説のクリーチャー ― 神　AKH　Mythic Rare
破壊不能、速攻
あなたの手札のカードが１枚以下でないかぎり、熱烈の神ハゾレトでは攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(赤),カードを１枚捨てる：熱烈の神ハゾレトは各対戦相手にそれぞれ２点のダメージを与える。
5/4。

能動的に戦闘参加の条件を満たせるのが魅力的。不要な手札も捨てることができるので、２枚目のハゾレトが手札に来ても問題ない。こいつをプレイした時に条件を満たしてそのまま速攻したいし、そのようにデザインされたデッキに活躍の場はあると思う。

6位《Gideon of the Trials/試練に臨むギデオン》

《Gideon of the Trials/試練に臨むギデオン》　(1)(白)(白)
プレインズウォーカー ― ギデオン　AKH　Mythic Rare
[+1]：パーマネント１つを対象とする。あなたの次のターンまで、それが与えるダメージをすべて軽減する。
[0]：ターン終了時まで、試練に臨むギデオンは破壊不能を持つ4/4の人間・兵士クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。このターン、これに与えられるダメージをすべて軽減する。
[0]：あなたは「あなたがギデオン・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、あなたはこのゲームに敗北できず、対戦相手はこのゲームに勝利できない。」を持つ紋章を得る。
。

能力はいつものギデオンだけど３マナという軽さが抜群に良い。２T目の《キランの真意号》とも相性が良いし、しばらくはギデオンとキランは一緒に使われることになると思う。

5位《Glorybringer/栄光をもたらすもの》

《Glorybringer/栄光をもたらすもの》　(3)(赤)(赤)
クリーチャー ― ドラゴン　AKH　Rare
飛行、速攻
栄光をもたらすものが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、対戦相手がコントロールするドラゴンでないクリーチャー１体を対象とする。これはそれに４点のダメージを与える。
4/4。

こいつをマナカーブの頂点に据えてバキューンと速攻したい。

4位《Cut/木端+Ribbons/微塵》

《Cut/木端》　(1)(赤)
ソーサリー　AHK　Rare
クリーチャー１体を対象とする。木端はそれに４点のダメージを与える。
《Ribbons/微塵》　(X)(黒)(黒)
ソーサリー
余波（この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その場合、これを追放する。）
各対戦相手はそれぞれX点のライフを失う。

クリーチャーデッキ相手には《木端》が強く、コントロール相手にも《微塵》が強い。序盤はブロッカーを焼き、中盤以降は最後の数ライフを戦闘以外で焼き切れるってのが赤黒系のアグロデッキに合っている。こんなカードを待っていたんだよ。手札に溜まった《微塵》は《ハゾレト》で捨てて余波したい。

3位《Never/不帰+Return/回帰》

《Never/不帰》　(1)(黒)(黒)
ソーサリー　AHK　Rare
クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体を対象とし、それを破壊する。
《Return/回帰》　(3)(黒)
ソーサリー
余波（この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その場合、これを追放する。）
墓地からカード１枚を対象とし、それを追放する。黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを１体生成する。

墓地をリソースとして再利用できる《破滅の道》というだけでも十分じゃないですかね。マナを分割している点で、覚醒４より《回帰》の方が使いやすそう。

2位《Censor/検閲》

《Censor/検閲》　(1)(青)
インスタント　AKH　Uncommon
呪文１つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
サイクリング(青)（(青),このカードを捨てる：カードを１枚引く。）

刺さる局面では刺さるカードで、初手にあって役に立ち、かつ、終盤に引いても無駄にならないという点では十分に活躍できそう。やはり１マナのサイクリングは強いと思う。

1位《Lay Bare the Heart/心臓露呈》

《Lay Bare the Heart/心臓露呈》　(1)(黒)
ソーサリー　AKH　Uncommon
対戦相手１人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から伝説でも土地でもないカードを１枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。

サイド後の《精神背信》が《否認》や《グレムリン解放》を落とせなくてイライラしたけどももう大丈夫。プレインズウォーカーも抜けるし、スタンダードに限って言えば《強迫》以上に使われそう。