◆ターザン:REBORN ★★★★☆☆☆☆☆☆
2016年7月30日公開。ベルギーの議員となったターザンがコンゴ奥地で奴隷売買の実態を暴く話。ストーリーが分かりにくいと言うか、色々と話が飛び過ぎる。ターザンがアフリカで育ったことは有名だけど、そもそも何でアフリカの奥地に取り残されてるのかが初めて観る人には分からない。しかも成人して貴族院の議員となってる経緯も良く分からんし、CGの動物はそれほどリアリティはないし、土着の原住民の筋肉は現代の筋トレで鍛えた肉付きの良い筋肉だし、ベルギーがコンゴを植民地支配していたことしか分からん作品だった。
◆ジャングル・ブック ★★★★★★★☆☆☆
2016年8月11日公開。ジャングルで狼に育てられた少年が、人間に敵愾心を持つトラに命を狙われる話。子供向けなので殺生シーンは随分と緩く描かれているが、最大の山場である虎と狼の決戦シーンが(夜間のため)真っ暗で何が行われているか良く分からないってのは「何やこれ」と思った。ただ映像は美しく、CGと実写を組み合わせる技術は優れている。たまにはディズニーも悪くない。
◆海賊と呼ばれた男 ★★★★★★★☆☆☆
2016年12月10日公開。出光興産の創業者をモデルとした主人公の一生と、出光興産をモデルとした企業の成長の過程を描いた話。終戦直後の何もない混乱期から、復興に向けて努力する日本人の姿を見ることが出来る良作。メジャー(国際石油資本)に代表される国際社会におけるイギリスの卑怯さも良く描かれており、この辺が百田尚樹作品っぽくて気に入った。岡田准一も良かった。
◆帰って来たヒトラー ★★★★★☆☆☆☆☆
2016年6月17日公開。アドルフ・ヒトラーが現代にタイムスリップして来る話。パッケージから宣伝まで終止一貫して「コメディ」を謳っているが、「メルケル(首相)は陰気な豚女」と毒吐く程度のコメディでしかない。どちらかと言えば現在のドイツにおける移民問題をヒトラーに代弁させているだけな気もするが、劇中のヒトラーは至極まっとうなことしか言っていない。「インターネットはプロパガンダに最適だ。」等、感心させられる点も少なくない。
◆砂上の法廷 ★★★★★★☆☆☆☆
2016年3月25日公開。父親殺しの容疑をかけられ黙秘を貫く高校生を、被害者友人の弁護士が法廷で弁護する話。法廷モノは、最初に真実を見せてから登場人物が真相に迫る経緯を描くタイプと徐々に真相が明らかにタイプの二つがあるが、この作品は後者の方。どんでん返しアリのミステリー作品だが、オチに気付くことなく最後を迎えることが出来たのでなかなか良かった。ただ十分に伏線はアピールしてあるので、オチに気付く人も多いと思う。94分とコンパクトにまとまっているのも好感が持てる。
2016年7月30日公開。ベルギーの議員となったターザンがコンゴ奥地で奴隷売買の実態を暴く話。ストーリーが分かりにくいと言うか、色々と話が飛び過ぎる。ターザンがアフリカで育ったことは有名だけど、そもそも何でアフリカの奥地に取り残されてるのかが初めて観る人には分からない。しかも成人して貴族院の議員となってる経緯も良く分からんし、CGの動物はそれほどリアリティはないし、土着の原住民の筋肉は現代の筋トレで鍛えた肉付きの良い筋肉だし、ベルギーがコンゴを植民地支配していたことしか分からん作品だった。
◆ジャングル・ブック ★★★★★★★☆☆☆
2016年8月11日公開。ジャングルで狼に育てられた少年が、人間に敵愾心を持つトラに命を狙われる話。子供向けなので殺生シーンは随分と緩く描かれているが、最大の山場である虎と狼の決戦シーンが(夜間のため)真っ暗で何が行われているか良く分からないってのは「何やこれ」と思った。ただ映像は美しく、CGと実写を組み合わせる技術は優れている。たまにはディズニーも悪くない。
◆海賊と呼ばれた男 ★★★★★★★☆☆☆
2016年12月10日公開。出光興産の創業者をモデルとした主人公の一生と、出光興産をモデルとした企業の成長の過程を描いた話。終戦直後の何もない混乱期から、復興に向けて努力する日本人の姿を見ることが出来る良作。メジャー(国際石油資本)に代表される国際社会におけるイギリスの卑怯さも良く描かれており、この辺が百田尚樹作品っぽくて気に入った。岡田准一も良かった。
◆帰って来たヒトラー ★★★★★☆☆☆☆☆
2016年6月17日公開。アドルフ・ヒトラーが現代にタイムスリップして来る話。パッケージから宣伝まで終止一貫して「コメディ」を謳っているが、「メルケル(首相)は陰気な豚女」と毒吐く程度のコメディでしかない。どちらかと言えば現在のドイツにおける移民問題をヒトラーに代弁させているだけな気もするが、劇中のヒトラーは至極まっとうなことしか言っていない。「インターネットはプロパガンダに最適だ。」等、感心させられる点も少なくない。
◆砂上の法廷 ★★★★★★☆☆☆☆
2016年3月25日公開。父親殺しの容疑をかけられ黙秘を貫く高校生を、被害者友人の弁護士が法廷で弁護する話。法廷モノは、最初に真実を見せてから登場人物が真相に迫る経緯を描くタイプと徐々に真相が明らかにタイプの二つがあるが、この作品は後者の方。どんでん返しアリのミステリー作品だが、オチに気付くことなく最後を迎えることが出来たのでなかなか良かった。ただ十分に伏線はアピールしてあるので、オチに気付く人も多いと思う。94分とコンパクトにまとまっているのも好感が持てる。
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