最近観た映画

2016年12月14日 映画
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観たい作品があんまりなくて映画鑑賞をサボってました。

◆レヴェナント: 蘇えりし者 ★★★★★★☆☆☆☆
2016年4月22日公開。インディアンに襲われ熊の襲撃を受けて瀕死の重傷を負ったハンター団の一員が、自分を見捨てて息子を殺害したチームメイトに復讐する話。インディアンとの銃撃戦から熊との格闘を描く序盤は迫力があるが、西部劇にありがちな冗長な展開に飽きが来るのは残念。馬の死骸の中に籠って寒さを凌ぐ等迫力のあるシーンに圧倒されるが、ストーリー展開が眠たいのが勿体ない。実在の人物を基にした話らしいが、熊に襲われて虫の息になった人間が数日で歩けるようになるのは不自然だった。レオナルド・ディカプリオの演技は迫力があって良かった。オスカー取れて良かったね。

◆エクス・マキナ ★★★★★★☆☆☆☆
2016年6月11日公開。人工知能を持つ人型のロボットの精度を会話で実験する話。AIが感情を持つ展開もベタだし、その感情もベタで逆に人間っぽくない。機械が感情を持つ展開は悪くないが、ソレが画一的でありがちな感情なのが「う~ん」だった。ただ映像美は素晴らしく、人工の皮膚をめくって自分が機械であることを無言で語るシーンは絵的にもストーリー的にも良かった。

◆64-ロクヨン- 前編/後編 ★★★★★★★☆☆☆
2016年5月7日公開(前編)/2016年6月11日公開(後編)。時効直前に迫った身代金誘拐事件と、捜査の過程で生じた警察の不手際を県警の広報官が追う話。前編は非常に面白かったが、事件の真相が少しづつ明らかになる後編はややがっかりな内容だった。一番納得がいかないのは、真犯人が人質の少女を殺害した理由が描かれていない点。殺すつもりはなかったけど顔を見られたからやむなく殺害した、等の理由でそれらしい回想シーンでも挿入すれば良かったのに。殺害した理由を問われて「そんなこと俺が知るかぁ!」で一気に興ざめしてしまった。ただ佐藤浩市の演技は抜群に良く非常に素晴らしい。前編8点、後編6点。

◆ワーテルロー ★★★★★★☆☆☆☆
1970年12月19日公開。エルバ島を脱出したナポレオンが皇帝の地位に復帰し、1815年のワーテルローの戦いで完敗する話。ストーリーや背景は世界史の教科書でも読んで概要を理解し、実写で再現された陸上戦の雰囲気を楽しめば良い。ただこの映画だけ見るとパリ陥落とワーテルローの敗戦しか描かれてないので、ナポレオンはめっちゃ負けてる人としか見えないのが可哀想に思う。1970年の映画なのでそれなりに古臭いが、騎馬隊の突撃シーンは迫力があって良い。大量の兵士を演じているのは旧ソ連軍の本物の兵士、と言うのも見どころ。

◆シークレット・アイズ ★★★★★☆☆☆☆☆
2016年6月10日公開。同僚の娘を殺害されたテロ対策捜査官が真犯人を追いつめる話。前半は眠たく後半は分かりにくく不親切だが、ニコール・キッドマンが容疑者を煽ってレイプを自白させるシーンは良かった。ただ、オチはそれなりだが容易に想像がつき、眠たい進行を我慢しながら見続けるには退屈な映画だった。ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツと言ったギャラの高そうな女優を使ってまで作る映画じゃないと思う。

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