スポイラー出てるの忘れてて危うく書き損ねるところでしたが、今回もやってみた。いつもの通り再録カードは除外しています。

10位《Selfless Spirit/無私の霊魂》
《Selfless Spirit/無私の霊魂》 (1)(白)
クリーチャー ― スピリット・クレリック EMN Rare
飛行
無私の霊魂を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは破壊不能を得る。
2/1
この厄介な能力が、《集合した中隊》から登場するかと思うと憂鬱になる。

9位《Fortune’s Favor/偏った幸運》
《Fortune’s Favor/偏った幸運》 (3)(青)
インスタント EMN Rare
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはあなたのライブラリーの一番上からカード4枚を見て、それらを裏向きの束1つと表向きの束1つに分ける。一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。
強過ぎず弱過ぎず、且つに使用に耐える良く考えられたデザインだと思う。対戦相手に考えさせるのは面白い。

8位《Eldritch Evolution/異界の進化》
《Eldritch Evolution/異界の進化》 (1)(緑)(緑)
ソーサリー EMN Rare
異界の進化を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたはライブラリーから点数で見たマナ・コストがX以下のクリーチャー・カード1枚を探す。Xはその生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナ・コストに2を足した数に等しい。そのカードを戦場に出し、その後あなたはライブライーを切り直す。異界の進化を追放する。
2マナの生物を生け贄に捧げて、3ターン目に4マナの生物を展開出来るだけでも十分だと思う。

7位《Liliana, the Last Hope/最後の望み、リリアナ》
《Liliana, the Last Hope/最後の望み、リリアナ》 (1)(黒)(黒)
プレインズウォーカー ― リリアナ EMN Mythic Rare
[+1]:クリーチャー最大1体を対象とする。あなたの次のターンまで、それらは-2/-1の修正を受ける。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚あなたの墓地に置く。その後、あなたはあなたの墓地からクリーチャー・カードを1枚あなたの手札に戻してもよい。
[-7]:あなたは「あなたの終了ステップ開始時に、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xはあなたがコントロールするゾンビの総数に2を足した数に等しい。」を持つ紋章を得る。
[3]
マイナス能力にあまり魅力を感じないけど、延々と[+1]を続けるだけでも3マナのPWとしては強そう。-2/-0ではなく-2/-1なのは優秀。

6位《Hanweir Garrison/ハンウィアー守備隊》
《Hanweir Garrison/ハンウィアー守備隊》 (2)(赤)
クリーチャー ― 人間・兵士 EMN Rare
ハンウィアー守備隊が攻撃するたび、赤の1/1の人間・クリーチャー・トークンを2体タップ状態で攻撃している状態で戦場に出す。
2/3
単体の能力としても十分で、合体の可能性を考えると十分に強いクリーチャーだと思う。相方の土地が単体でイマイチ君なのが残念。

5位《Tamiyo, Field Researcher/実地研究者、タミヨウ》
《Tamiyo, Field Researcher/実地研究者、タミヨウ》 (1)(緑)(白)(青)
プレインズウォーカー ― タミヨウ EMN Mythic Rare
[+1]:クリーチャー最大2体を対象とする。あなたの次のターンまで、対象としたクリーチャーが1体戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引く。
[-2]:土地ではないパーマネント最大2つを対象とし、それらをタップする。それらは、それらのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-7]:カードを3枚引く。あなたは「あなたは、あなたの手札から土地ではないカードを、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」を持つ紋章を得る。
[4]
3色マルチのPWだけあって、能力はどれも優秀。特に[+1]能力でカードを引くのは、プレイヤーに通さなくてもクリーチャーに戦闘ダメージを与えるだけでも良いのが強い。

4位《Thalia, Heretic Cathar/異端聖戦士、サリア》
《Thalia, Heretic Cathar/異端聖戦士、サリア》 (2)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間・兵士 EMN Rare
先制攻撃
対戦相手がコントロールする、クリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る。
3/2
シングルシンボルだから白い生物デッキ全般に採用されるだろうし、3マナだから《集合した中隊》で賄えるのも優秀。

3位《Spell Queller /呪文捕らえ》
《Spell Queller /呪文捕らえ》 (1)(白)(青)
クリーチャー ― スピリット EMN Rare
瞬速
飛行
呪文捕らえが戦場に出たとき、点数で見たマナ・コストが4以下の呪文1つを対象とし、それを追放する。
呪文捕らえが戦場を離れたとき、その追放されたカードのオーナーはそのカードをそれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
2/3
色々と破格の能力。3マナだから《中隊》で以下略、ってのも糞。

2位《Galvanic Bombardment/流電砲撃》
《Galvanic Bombardment/流電砲撃》 (赤)
インスタント EMN Common
クリーチャー1体を対象とする。流電砲撃はそれにX点のダメージを与える。Xはあなたの墓地にある「流電砲撃」という名前のカードの枚数に2を足した数に等しい。
1枚目は魔巧未達成の《焦熱の衝動》で、2枚目で魔功達成の《焦熱の衝動》。3枚目以降は《焦熱の衝動》の上位交換になるので、《焦熱の衝動》を3枚以上使っているデッキには十二分に居場所がある。今後のローテーションで採用される火力次第だが、1マナで使用に耐える火力ってのはそうそうないと思う。スタンダードらしいカードで個人的に好き。

1位《Unsubstantiate/非実体化》
《Unsubstantiate/非実体化》 (1)(青)
インスタント EMN Uncommon
呪文1つかクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
局面や相手のデッキを選ばず腐りにくいカードなので、様々なデッキで4積みされると思う。良く出来たデザインで優秀だと思う。


答え合わせは、8月のPTシドニーが終わってから。

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