昨日の続き。
■あなたが勝つために必要な行動
自分が人狼であることをカミングアウトする。
意外だが、理由は以下の通り。
■あなたから見たプレイヤーAの発言
Aは未使用の2枚のカードを占い、それが「市民」と「人狼」だと言っている。ひとり人狼であることは事実なので、彼は間違いなく「真」だと言える。ここで重要なのは「裏切り者」が4人の中に含まれており、且つ、自称「裏切り者」が表に出て来ていないと言うことである(残った一人は市民になる)。なぜ裏切り者は、己の行動を明らかにして表に出て来ないのか?
■裏切り者の取り得る行動
①何もしなかった場合(カードの交換を行わなかった場合)
交換を行わないことは稀で考えにくいが、プレイヤーAを真と見た場合に裏切り者視点でAの発言には矛盾がない。自分が人間側の裏切り者であることを明かし、且つ、C=「市民」であればA真説がぐっと真実味を帯びるので自分の正体を明かさない理由はない。
②「占い師」と交換していた場合
Aが真占い師であることを証明できる立場にいるので、偽占い師(あなた)がひとり人狼であることを知る立場にいる。この場合も自分の正体を明かさない理由はない。
③「市民」と交換していた場合
これは①のパターンにほぼ同じであるが、この場合はBが市民であることを証明出来るので正体を明かさない理由はない。
④「人狼」と交換していた場合
これはあなたとカードを交換している場合で、あなたが元人狼で、且つ、占い師を騙っていることとAが真占い師であるこを知っている。勿論、残った一人が市民であることを知っているので、辻褄の合う嘘をつくか市民になり済まして何も発言しないかである。
■あなた視点
ここまでに自称裏切り者が正体を明かしていないことを踏まえ、あることに気がつかねばならない。つまり『あなたはもはや人狼ではない。上記④のパターンで、あなたは裏切り者になっている』と言うことだ。BかCのどちらかが人狼にすり変わり、あなたとAの両方を追放することで一人勝ちを目論んでいるのだ。そこで必要となるのが人狼カミングアウトで、Aが真占い師で、BかCの中に裏切り者から変わった人狼が潜んでいる旨を説明しなければならない。
■実際の投票
投票直前に「ひょっとして、俺って実は人狼じゃなくなってるんじゃないの?」と思ったが、考えて説明する時間は残っていなかった。Aはあなたに投票し、あなたはAに投票した。Cがあなたに投票し、BだけがCに投票していた。これであなたが追放され、各々のカードが公開された。
■カードの公開
Aは占い師。Bは市民。あなたは裏切り者で、Cが人狼だった。裏切り者が追放され、人狼が生き残ったのでプレイヤーCの一人勝ちとなる。
■感想戦
BだけがCに投票していた。これは直前にBが裏切り者の入れ替わり先に気付き、Cこそが入れ替わった人狼だと考えての投票だったそうだ。ただ、Bも「時間がなくて説明出来なかった」と漏らしている。Cの「なるほどね。Bさんは誰に入れ替わったんですか?」の発言を考えてみると、色々とヒントが隠されている。まずおかしいのが、即座にAが真占い師であることを前提にBに揺さぶりをかけている点。実際にCは裏切り者で、現人狼になっているのだから、最も視野が広い立場にいる。と言うか、全てのプレイヤーの正体を知っているのはCだけだ。だから「Bさん、あなたが裏切り者なんですよね?誰と入れ替わったんですか?」と言っているのだ。これに対しBはAとあなたのどちらが真占い師かは分からない。A=真のパターンと、あなた=真のパターンの両方を考え、場合分けをしている最中なので、Cの揺さぶりに対して即座に反応出来なかった。だから「・・・」となっていたのだ。饒舌なCは全てを知っている。必死に考えているBは真実を知らない。今思い返すと、これも真実に近づくヒントになっていたようだ。
ワンナイト人狼は面白い。
■あなたが勝つために必要な行動
自分が人狼であることをカミングアウトする。
意外だが、理由は以下の通り。
■あなたから見たプレイヤーAの発言
Aは未使用の2枚のカードを占い、それが「市民」と「人狼」だと言っている。ひとり人狼であることは事実なので、彼は間違いなく「真」だと言える。ここで重要なのは「裏切り者」が4人の中に含まれており、且つ、自称「裏切り者」が表に出て来ていないと言うことである(残った一人は市民になる)。なぜ裏切り者は、己の行動を明らかにして表に出て来ないのか?
■裏切り者の取り得る行動
①何もしなかった場合(カードの交換を行わなかった場合)
交換を行わないことは稀で考えにくいが、プレイヤーAを真と見た場合に裏切り者視点でAの発言には矛盾がない。自分が人間側の裏切り者であることを明かし、且つ、C=「市民」であればA真説がぐっと真実味を帯びるので自分の正体を明かさない理由はない。
②「占い師」と交換していた場合
Aが真占い師であることを証明できる立場にいるので、偽占い師(あなた)がひとり人狼であることを知る立場にいる。この場合も自分の正体を明かさない理由はない。
③「市民」と交換していた場合
これは①のパターンにほぼ同じであるが、この場合はBが市民であることを証明出来るので正体を明かさない理由はない。
④「人狼」と交換していた場合
これはあなたとカードを交換している場合で、あなたが元人狼で、且つ、占い師を騙っていることとAが真占い師であるこを知っている。勿論、残った一人が市民であることを知っているので、辻褄の合う嘘をつくか市民になり済まして何も発言しないかである。
■あなた視点
ここまでに自称裏切り者が正体を明かしていないことを踏まえ、あることに気がつかねばならない。つまり『あなたはもはや人狼ではない。上記④のパターンで、あなたは裏切り者になっている』と言うことだ。BかCのどちらかが人狼にすり変わり、あなたとAの両方を追放することで一人勝ちを目論んでいるのだ。そこで必要となるのが人狼カミングアウトで、Aが真占い師で、BかCの中に裏切り者から変わった人狼が潜んでいる旨を説明しなければならない。
■実際の投票
投票直前に「ひょっとして、俺って実は人狼じゃなくなってるんじゃないの?」と思ったが、考えて説明する時間は残っていなかった。Aはあなたに投票し、あなたはAに投票した。Cがあなたに投票し、BだけがCに投票していた。これであなたが追放され、各々のカードが公開された。
■カードの公開
Aは占い師。Bは市民。あなたは裏切り者で、Cが人狼だった。裏切り者が追放され、人狼が生き残ったのでプレイヤーCの一人勝ちとなる。
■感想戦
BだけがCに投票していた。これは直前にBが裏切り者の入れ替わり先に気付き、Cこそが入れ替わった人狼だと考えての投票だったそうだ。ただ、Bも「時間がなくて説明出来なかった」と漏らしている。Cの「なるほどね。Bさんは誰に入れ替わったんですか?」の発言を考えてみると、色々とヒントが隠されている。まずおかしいのが、即座にAが真占い師であることを前提にBに揺さぶりをかけている点。実際にCは裏切り者で、現人狼になっているのだから、最も視野が広い立場にいる。と言うか、全てのプレイヤーの正体を知っているのはCだけだ。だから「Bさん、あなたが裏切り者なんですよね?誰と入れ替わったんですか?」と言っているのだ。これに対しBはAとあなたのどちらが真占い師かは分からない。A=真のパターンと、あなた=真のパターンの両方を考え、場合分けをしている最中なので、Cの揺さぶりに対して即座に反応出来なかった。だから「・・・」となっていたのだ。饒舌なCは全てを知っている。必死に考えているBは真実を知らない。今思い返すと、これも真実に近づくヒントになっていたようだ。
ワンナイト人狼は面白い。
コメント
裏切り者という存在が本当良い味を出してくれますね