運命再編の注目カード10傑（構築編）

今回もやってみた。二ヶ月後に読み返すと、毎回恥ずかしいよね。

10位《Arashin Cleric/アラシンの僧侶》

《Arashin Cleric/アラシンの僧侶》　(１)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・クレリック(Cleric)　FRF　Common
アラシンの僧侶が戦場に出たとき、あなたは３点のライフを得る。
1/3

《Bottle Gnomes/ボトルのノーム》より強い。サイドから入れられたら、赤単視点から見ると十分つらい。

9位《Monastery Siege/僧院の包囲》

《Monastery Siege/僧院の包囲》　(２)(青)
エンチャント　FRF　Rare
僧院の包囲が戦場に出るに際し、カンか龍かを選ぶ。
・カン ― あなたのドロー・ステップの開始時に、カードを追加で１枚引き、その後カードを１枚捨てる。
・龍 ― 対戦相手が唱える、あなたやあなたがコントロールするパーマネントを対象とする呪文は、それを唱えるためのコストが(２)多くなる。

どちらの能力も３ターン目にタップアウトしてでも出す価値がある。重ね張り出来る点も悪くない。

8位《Sultai Emissary/スゥルタイの使者》

《Sultai Emissary/スゥルタイの使者》　(１)(黒)
クリーチャー ― ゾンビ(Zombie)・戦士(Warrior)　FRF　Common
スゥルタイの使者が死亡したとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを予示する。（それを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストでいつでも表向きにしてよい。）
1/1

２回もブロック出来て、墓地が２枚も増える。予示がクリーチャーである可能性も考えると頑強以上の強さがあり、墓地を活用するデッキに居場所はあると思う。

7位《Wild Slash/乱撃斬》

《Wild Slash/乱撃斬》　(赤)
インスタント　FRF　Uncommon
獰猛 ― あなたがパワーが４以上のクリーチャーをコントロールしているなら、このターン、ダメージは軽減できない。
クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。乱撃斬はそれに２点のダメージを与える。

軽減出来なくなるのは《乱撃斬》だけのダメージではなく、このターンに与えられるダメージすべて。１マナのスペルなら十分に優秀。

6位《Monastery Mentor/僧院の導師》

《Monastery Mentor/僧院の導師》　(２)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・モンク(Monk)　FRF　Mythic Rare
果敢（あなたがクリーチャーでない呪文を１つ唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。）
あなたがクリーチャーでない呪文を１つ唱えるたび、果敢を持つ白の1/1のモンク(Monk)・クリーチャー・トークンを１体戦場に出す。
2/2

呼び出される手下にも果敢が付いてるのが素晴らしい。

5位《Tasigur’s Cruelty/タシグルの残虐》

《Tasigur’s Cruelty/タシグルの残虐》　(５)(黒)
ソーサリー　FRF　Common
探査（この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(１)を支払う。）
各対戦相手はそれぞれカードを２枚捨てる。

探査で撃てる頃に、ちょうど相手の手札も２枚以下になっているはず。４枚探査して２マナでプレイ出来ればかなり強いし、《精神腐敗》でも悪くない。

4位《Mardu Scout/マルドゥの斥候》

《Mardu Scout/マルドゥの斥候》　(赤)(赤)
クリーチャー ― ゴブリン(Goblin)・スカウト(Scout)　FRF　Common
疾駆(１)(赤)（あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時にこれを戦場からオーナーの手札に戻す。）
3/1

待望のダブルシンボル。信心環境ならデメリットではなくむしろメリットだし、勝つための最後のターンに疾駆すれ手札に戻るデメリットも気にならない。

3位《Flamewake Phoenix/炎跡のフェニックス》

《Flamewake Phoenix/炎跡のフェニックス》　(１)(赤)(赤)
クリーチャー ― フェニックス(Phoenix)　FRF　Rare
飛行、速攻
毎ターン、炎跡のフェニックスは可能なら攻撃する。
獰猛 ― あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがパワーが４以上のクリーチャーをコントロールしている場合、あなたは(赤)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたの墓地にある炎跡のフェニックスを戦場に戻す。
2/2

獰猛さえクリアしてしまえば、破格の復活能力。たった(赤)だけで蘇って、直接場に出て速攻ってのは凄い。ダブルシンボルなのも加点要素。

2位《Ugin, the Spirit Dragon/精霊龍、ウギン》

《Ugin, the Spirit Dragon/精霊龍、ウギン》　(８)
プレインズウォーカー ― ウギン(Ugin)　FRF　Mythic Rare
[+2]：クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。精霊龍、ウギンはそれに３点のダメージを与える。
[-X]：点数で見たマナ・コストがX以下の、１色以上の色を持つ各パーマネントをそれぞれ追放する。
[-10]：あなたは７点のライフを得て、カードを７枚引く。その後、あなたの手札にある最大７枚までのパーマネント・カードを戦場に出す。
[7]

スタンダード環境なら(８)は素出し可能なマナコストだし、無色なので《ニクスの祭殿、ニクソス》を使う様々なデッキに可能性を与えてくれると思う。

1位《Crux of Fate/命運の核心》

《Crux of Fate/命運の核心》　(３)(黒)(黒)
ソーサリー　FRF　Rare
以下から１つを選ぶ。
・すべてのドラゴン(Dragon)・クリーチャーを破壊する。
・すべてのドラゴンでないクリーチャーを破壊する。

黒単色の５マナの全体除去は文句なしに強い。