FNMに参加しましたよ#2
FNMに参加しましたよ#2
引き続き夜の部のFNMにも参加。フォーマットはスタンダードで、使用したのは黒単星座信心タッチ白。純粋な黒単でも良かったけど、1ターン目に何も出来ずに土地をアンタップインして終わることを嫌い、何かしらの占術土地を採用したかった病。《饗宴の主》《破滅喚起の巨人》《アスフォデルの灰色商人》の強い3枚を主軸に据え、この12枚が有効の機能するように60枚を埋めて作ったもの。参加者8人のスイス式3回戦。デッキと結果は以下の通り。

■スタンダード使用デッキ
【Main Deck】
4 Ruthless Ripper/無情な切り裂き魔
4 Gnarled Scarhide/節くれの傷皮持ち
4 Brain Maggot/脳蛆
4 Master of the Feast/饗宴の主
1 Athreos, God of Passage/通行の神、エイスリオス
3 Erebos, God of the Dead/死者の神、エレボス
4 Doomwake Giant/破滅喚起の巨人
4 Gray Merchant of Asphodel/アスフォデルの灰色商人
4 Bile Blight/胆汁病
2 Whip of Erebos/エレボスの鞭
1 Extinguish All Hope/全希望の消滅
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth/ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
4 Nykthos, Shrine to Nyx/ニクスの祭殿、ニクソス
4 Temple of Silence/静寂の神殿
4 Caves of Koilos/コイロスの洞窟
12 Swamp/沼

【Sideboard】
4 Odunos River Trawler/オドゥノス河の底さらい
4 Pharika’s Cure/ファリカの療法
3 Deicide/神討ち
1 Agent of Erebos/エレボスの代行者
1 Silence the Believers/信者の沈黙
1 Glare of Heresy/異端の輝き
1 Banishing Light/払拭の光

■1回戦目:ティムール・アグロ
一本目、先手初動の《節くれの傷皮持ち》から《脳蛆》で《凶暴な拳刃》を隠す立ち上がり。さらに後続の《脳蛆》2号が《世界を喰らう者、ポルクラノス》を捕まえ、《加護のサテュロス》を《胆汁病》してダメージを通す。その後、《無情な切り裂き魔》が変異解除で2ライフを削り、《アスフォデルの灰色商人》からのドレイン勝ち。二本目、《脳蛆》で《稲妻の一撃》隠すも、今引きの《稲妻の一撃》で《蛆》を除去される。しかし《蛆》2号が再度《稲妻の一撃》を捕まえ、土地を伸ばして《破滅喚起の巨人》で《爪鳴らしの神秘家》を葬る。その後、《全希望の消滅》で相手の場を一掃し、《饗宴の主》2連打から《破滅喚起の巨人》が誘発して相手の場を再度一掃する。そのまま《通行の神、エイスリオス》が信心を達成して殴り切った。→○○

■2回戦目:緑黒星座
一本目、相手1マリガン。《節くれの傷皮持ち》3連打から《脳蛆》を追加して《クルフィックスの狩猟者》を封じる。さらに変異の《無情な切り裂き魔》も追加して《森の女人像》相手に攻め立て、《ニクスの祭殿、ニクソス》を引き当て《アスフォデルの灰色商人》からドレイン勝ち。二本目、相手1マリガンで緑マナが詰まる。《脳蛆》2枚が《クルフィックスの狩猟者》と《サテュロスの道探し》を捕獲する。その後《アスフォデルの灰色商人》《破滅喚起の巨人》と押し、《女王スズメバチ》が登場するも《エレボスの鞭》プレイから《巨人》が誘発して虫トークンを一掃。さらに翌ターンに《灰色商人》2枚目からドレイン勝ち。→○○

■3回戦目:グルール・アグロ
一本目、相手1マリガン。《脳蛆》が《稲妻の一撃》されるも、《饗宴の主》2枚で激しく攻める。《ニクスの祭殿、ニクソス》を引き当ててから一気にマナが伸び、《死者の神、エレボス》《脳蛆》《無情な切り裂き魔》素出しと一気に3枚展開して詰めろ。《脳蛆》で覗いた手札には《饗宴の主》2枚への対処法がなく、ドローにも回答がなくそのまま殴り切った。二本目、初動4ターン目の重い手札をキープするプレイミス。《荒野の後継者》《ゼナゴスの狂信者》に激しく攻められてライフを失い、ブロッカーに展開した《饗宴の主》も《破壊的な享楽》されて糞圧敗。これは下手過ぎた。三本目、《荒野の後継者》《ゴブリンの熟練扇動者》相手に後手を踏む。特に《熟練扇動者》を除去出来なかったのは痛く、再び《饗宴の主》と《無情な切り裂き魔》をブロッカーに準備すると・・・《饗宴の主》が《破壊的な享楽》されて《石弾の弾幕》まで持たれていて敗北。→○××


つーことで、2-1の三没でした。今日は、途中までゲームカウント11-0してたので最後は慢心敗北でしたね。要精進。


■使用した雑感
・《饗宴の主》が入ったデッキを使って毎回思うのは、《饗宴の主》だけが飛び抜けて強過ぎる。黒単信心でも同じ。信心2を稼いでくれるのも優秀。
・相変わらず《アスフォデルの灰色商人》も強い。スズメバチトークンで攻撃が止まっても強引勝ち切る凄い奴。
・《節くれの傷皮持ち》は全く駄目だった。「《破滅喚起の巨人》を誘発させる1マナ域」と言うだけで採用したが、1マナから攻めるデッキでもないし、そもそもブロックに参加できないと言うデメリットが大き過ぎた。全くデッキコンセプトに合っていないセンスがないパーツだった。
・「タッチ白」化した点は悪くなかった。ただ、白いパーツが《通行の神、エイスリオス》と言うのが良くなかった。《節くれの傷皮持ち》と言うゴミと併せて即刻解雇し、《死の国の造幣工》に変更すべき。《造幣工》は延命にも役立つ優秀な2マナ域で、スズメバチトークンで勝てなくなった局面からも強引勝ち切る術を持っている。《破滅喚起の巨人》の星座誘発にも貢献する出来る奴。
・半信半疑で使った《無情な切り裂き魔》も良かった。1ターン目に1マナで出しても良いし、変異で出しても良い。どちらのモードで使っても全く不満はなかった。これは実際に使ってみないと分かりにくいが、こいつ1体で《ポルクラノス》を足止めして時間を稼いでくれるのは素晴らしい。変異解除後の2ライフルーズも、なかなか馬鹿にならない。こいつは見た目以上に強いと思う。
・サイドボードの《オドゥノス河の底さらい》は使用する機会がなかったが、《胆汁病》と入れ替える枠として期待している。
・《ファリカの療法》も《神討ち》も別に不満はなかったが、1枚挿しで準備した4種のサイドボードが駄目だった。《信者の沈黙》の4マナが重過ぎるし、相手がエンチャント破壊をサイドインして来ることが想定出来るのに除去枠に《払拭の光》を準備しているのはセンスがなさ過ぎる。グルールアグロのデカブツへの回答が欲しいのならば、サイドに《英雄の破滅》を取ればよい。《嵐の息吹のドラゴン》を除去出来ることが絶対条件なので、白い《払拭の光》はその点でも駄目だ。重ね重ねセンスがない。
・サイド後の状態でグルールアグロと何戦か試したけど、非常に分が悪かった。3ターン目に《饗宴の主》を出した時は常に勝ったが、それ以外は《ゼナゴスの狂信者》も《ゴブリンの熟練扇動者》もつらくてすぐに劣勢になる。《胆汁病》が8枚くらい欲しかったし、《破壊的な享楽》が効き過ぎて鼻血が出そうでした。


そんなところ。

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