水曜日スタン(inラノワール)に参加しましたよ
水曜日スタン(inラノワール)に参加しましたよ
粉雪舞う中、定時後に高速使ってラノワールの平日スタンに行ってきました。途中、雪で高速が止まるんじゃないかとか、寒過ぎて人が集まらないんじゃないかと思ったけど、そんなこともなく参加者12人のスイス3回戦と大盛況です。使用したのは赤単に緑と青を足したティムール・スズメバチ・バーン。一ヵ月前に赤単《スズメバチの巣》で0-3したけど、緑を足せるなら青も足せるだろうと占術土地12枚をフルに使って《宝船の巡航》まで捻じ込んだもの。デッキと結果は以下の通り。

■スタンダード使用デッキ
【Main Deck】
4 Hornet Nest/スズメバチの巣
4 Goblin Rabblemaster/ゴブリンの熟練扇動者
4 Stormbreath Dragon/嵐の息吹のドラゴン
3 Sarkhan, the Dragonspeaker/龍語りのサルカン
1 Keranos, God of Storms/嵐の神、ケラノス
4 Magma Jet/マグマの噴流
4 Lightning Strike/稲妻の一撃
4 Stoke the Flames/かき立てる炎
2 Arc Lightning/弧状の稲妻
2 Fated Conflagration/宿命的火災
3 Treasure Cruise/宝船の巡航
1 Radiant Fountain/光輝の泉
4 Temple of Abandon/奔放の神殿
4 Temple of Epiphany/天啓の神殿
4 Temple of Mystery/神秘の神殿
4 Wooded Foothills/樹木茂る山麓
7 Mountain/山
1 Forest/森

【Sideboard】
4 Xenagos, the Reveler/歓楽者ゼナゴス
4 Negate/否認
3 Destructive Revelry/破壊的な享楽
2 Anger of the Gods/神々の憤怒
2 Bear’s Companion/熊の仲間

■1回戦目:エスパー・コントロール
一本目、相手1マリガン。後手から何もプレイせずに延々と占術土地で有効牌のみを引き込み、5マナ揃ってから活動開始。《嵐の息吹のドラゴン》《龍語りのサルカン》らが淡々と除去されたり、打ち消されたり。その後《宝船の巡航》で手札を3枚引き増すも、相手も《時を越えた探索》で対抗する。その後、相手の《真面目な訪問者、ソリン》を《嵐の息吹のドラゴン》で討取り、《ドラゴン》が除去されて《太陽の勇者、エルズペス》が登場する。これは即座に《宿命的火災》するも、初動でばら撒かれたトークンが止まらない。ここから《嵐の神、ケラノス》《龍語りのサルカン》《龍語りのサルカン》と対処され、《スズメバチの巣》を《稲妻の一撃》して蜂を確保し、《ペス》トークンをようやく討ち取ることが出来た。ここで相手の手札が尽き、温存していた《ゴブリンの熟練扇動者》が通るも・・・《対立の終結》がこれを許さない。さらに《太陽の勇者、エルズペス》2枚目も連続でトップされ、これに対処できずに敗北した。二本目、土地2枚をキープするも、占術土地から順当に土地を引きこむ。初動の《歓楽者ゼナゴス》が《解消》され、二枚目が通るも《真面目な訪問者、ソリン》が登場する。サテュロストークンが《ソリン》を討取り、《英雄の破滅》で《ゼナゴス》はご退場。《ソリン》2枚目も《かき立てる炎》し、《宝船の巡航》で手札を引き増す。相手の《時を越えた探索》はないももの、《ジョルベイの闇潜み》が地上を止める。しかし、引き増した手札が強く、《サルカン》《サルカン》《ゼナゴス》と連打し、《サルカン》が生き残ってダメージを通す。最後に《英雄の破滅》が飛んで来るも、これを《否認》してそのまま殴り切った。三本目、《ゴブリンの熟練扇動者》が《英雄の破滅》されて《ジョルベイの闇潜み》が止まらない。これを放置して土地を伸ばし、《時を越えた探索》を《否認》して《嵐の神、ケラノス》が通る。ここから《龍語りのサルカン》と《嵐の息吹のドラゴン》も追加し、《真面目な訪問者、ソリン》で耐えられるも《ケラノス》無双が始まって本体を焼き切った。→×○○

■2回戦目:スゥルタイ・コントロール
一本目、相変わらず占術土地を並べて手札を整理する立ち上がり。すると、相手がしびれを切らして《スゥルタイの魔除け》をドローモードでプレイするが、ここから《ゴブリンの熟練扇動者》三連打と攻め始める。これが全て対処されて《悪夢の織り手、アショク》が登場するも、火力を2枚消費して討取り、そのまま《宝船の巡航》で補充する。《アショク》2号は《宿命的火災》で葬り、ここで《嵐の神、ケラノス》が着地する。さらに《ゴブリンの熟練扇動者》《嵐の息吹のドラゴン》と畳みかけ、《真珠湖の古きもの》と殴り合うも《ケラノス》が相手本体を焼き切った。占術と《ケラノス》の相性がバッチリで気持ち良い。二本目、《熟練扇動者》が《胆汁病》され《歓楽者ゼナゴス》も《英雄の破滅》されるも、《ゼナゴス》2号が着地して《ジョルベイの闇潜み》と睨み合い。この展開はさっきも見たぞ。ここで土地が5枚で止まるも手札は厚く、《ゼナゴス》がマナを供給して《サルカン》《ドラゴン》と連打する。しかしこれが全て対処されるもこの過程で墓地が肥え、1マナから《宝船の巡航》して土地も確保。相手の《時を越えた探索》は《否認》してさらに《宝船の巡航》2枚目で手札を充実させ、後続の《サルカン》《ドラゴン》連打で押し切った。→○○

■3回戦目:ジェスカイ・トークン(渡辺雄也のアレ)
一本目、相手先行の《道の探求者》を《マグマの噴流》するも、互いに占術土地をタップインして展開が遅い。ここで土地が詰まり気味ながらも2枚の《熟練扇動者》を引きこむが、火力で焼かれた返しに相手の《扇動者》が定着することを嫌って展開しないと言うミスプレイ。その後《急報》や《軍族童の突発》でトークンを横に並べられ、1体を《マグマの噴流》しても焼け石に水だ。結局、土地5枚で止まって《サルカン》やら《ドラゴン》やら重い5マナ域で手札が溢れ、《弧状の稲妻》を見ることなく手札を使いきれない。大きく展開が遅れる中、毎ターンエンド時に《かき立てる炎》《ジェスカイの魔除け》を本体火力で撃ち込まれてそのまま敗北。これは色々と下手だった。二本目、3ターン目までは占術土地の並べあい。ここから互いに《ゴブリンの熟練扇動者》を出して焼き合うが、相手の場に残った1体のゴブリントークンが非常に面倒臭い。ここから《嵐の神、ケラノス》が着地して、相手の場にも《紅蓮の達人チャンドラ》が。しかし《ケラノス》がスカって土地を公開してしまい、《チャンドラ》を討ち取るために手札2枚と1ターンを消費してしまう。これでトークンの対処も更に遅れてしまい、《サルカン》も《ドラゴン》もプレイするタイミングを逸して手札に腐ってしまう。その間に《かき立てる炎》《ジェスカイの魔除け》《稲妻の一撃》が全てこちら本体に突き刺さり、ライフ回復手段もなくそのまま焼き切られて敗北。序盤の占術で土地を底に送らなければ、もっとマナが伸びて楽になっていた気がする。無念。→××


つーことで、三没の2-1でした。デッキはなかなか面白かったですね。


■使用した雑感
・占術土地12枚が非常に強い。序盤の土地事故を随分回避出来るので、土地に愚痴を言う人にお勧めできる。《マグマの噴流》の占術2まであれば序盤は何とかなりそうです。
・《稲妻の一撃》と言うゴミの様に弱いカードでも、《宝船の巡航》が正当化してくれる。軽火力の長所を最大限に引き出してくれるのは偉い。
・《宿命的火災》はコントロール相手にも腐らない。《悪夢の織り手、アショク》や《太陽の勇者、エルズペス》をプラスされても一発で除去出来るのは優秀。《スズメバチの巣》を蜂5体に変換する夢もある。
・《嵐の神、ケラノス》気持ちいい。大ぶりなのでなかなか機能しないけど、定着するとアドバンテージが半端ない。ただ場にいるだけで勝ててしまう。これは病みつきになりそうだ。
・《歓楽者ゼナゴス》も強い。対コントロールでは安定の強さだった。マナが増えるのも非常に良い。
・《熊の仲間》は《龍爪のスーラク》を押しのけての採用。結局、消耗戦後の泥仕合で活躍するので、打ち消されない能力よりピン除去撃たれても2/2が場に残ることの方が重要。やってることは《歓楽者ゼナゴス》と変わらないが、横に並べるデッキが相手の時は《龍語りのサルカン》に優先して使用出来る。ただのリミテッドカードではないと思うよ。
・サイドの《否認》は最初3枚だったけど、4枚に増やして良かった。
・《スズメバチの巣》のサイドアウト率を考えると、それなりに環境は変わっているのだろうか(今回のこのデッキに限らず)。
・青赤緑と言う色の宿命かもしれないが、サイドにもライフを獲得出来る手段がないのは現在のスタンダード環境に合致していない気がする。《炎の大魔術師の杖》を採用しても良いかもしれない。せめてもの「気休め」に、《光輝の泉》を1枚挿してみたけど、本当にただの「気休め」だった。
・適当に作ったデッキのくせに、見た目以上に強くて面白かった。


そんなところ。

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