タッチ赤の緑単色グルールを使っていて、2T目の《炎樹族の使者》プレイ後に(緑)(緑)が出なくて《カロニアの大牙獣》がプレイ出来ずに歯痒い思いをするのは良くあること。(赤)(緑)でも何か展開出来るように、仕方なく《漁る軟泥》や《空殴り》も数枚入れてお茶を濁していたが、何とか《炎樹族の使者》複数枚プレイのブン回りからさらに《カロニアの大牙獣》まで展開したい!とない知恵を絞って考えたのが、《バネ葉の太鼓》。
《Springleaf Drum/バネ葉の太鼓》 (1)
アーティファクト BNG Uncommon
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。

これだと《炎樹族の使者》から生まれた赤マナを使って《バネ葉の太鼓》をプレイし、そのまま《炎樹族の使者》と《バネ葉の太鼓》をタップして緑マナに変換し、先の緑マナと併せて(緑)(緑)から《カロニアの大牙獣》が展開出来る。他にも1T目に《エルフの神秘家》を展開出来なくても代わりに《バネ葉の太鼓》をプレイし、2T目に《炎樹族の使者》経由で《ゼナゴスの狂信者》までプレイ可能!

これは早速デッキにするしかないと思い、手持ちの緑単+赤グルールに《バネ葉の太鼓》と《ゼナゴスの狂信者》を突っ込んだ。《太鼓》は基本的にマナソース枠なので土地を3枚削り、3マナの《狂信者》は同じ3マナ域の《恭しき狩人》とコンバート。

そして一人回しで数十回ほどプレイした結果・・・


びっくりするくらいの糞デッキだった。

いやまぢで原型の良いところが全てなくなって、悪いところが前面に押し出された感じのゴミデッキ。まず何と言っても土地が止まる。そりゃ土地を3枚も削ってりゃ普通に土地が詰まるっての。それでマナ枠の《バネ葉の太鼓》引いたところで「お前は土地じゃない」。加えてクリーチャーでもないから《ドムリ・ラーデ》の+1能力に貢献しないし、中盤以降に引いたらプレイにマナを要求する使い勝手の悪い土地。初手にある時はそれなりに役に立つが、それでも役に立っているのは《バネ葉の太鼓》ではなく《炎樹族の使者》の方。

あと《ゼナゴスの狂信者》もイマイチ君だった。《エルフの神秘家》経由で運よく赤マナに恵まれて2T目にプレイ出来たとしても、所詮その程度。この程度では全然ブン回り度合いが足りていない。《恭しき狩人》だと2T目に7/7程度で展開することも可能で、そのまま《ゴーア族の暴行者》湧血から《肉体》で本体を焼いて3~4キルも可能。この超絶ブン回り要素を否定するほどの有難さは感じられなかった。

あまりにデッキが糞過ぎたんで、記録に残しておかないと気が済まない。《バネ葉の太鼓》は、白黒人間ウィニーに入れて《苦痛の予見者》でもタップしてりゃ良いんだよ。


◆今日の結論
グルールはアグロではなくコンボデッキ。

コメント

はま
2014年2月7日11:33

まったく同じ道(太鼓ルート)をたどって、同じようにゴミ箱に捨てました・・