最近観た映画

2012年9月25日 映画
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◆極道めし ★★★★★☆☆☆☆☆
2011年9月23日公開。雑居房の受刑者5人が正月のおせち料理の1品を賭けて、これまでに食べた一番旨いモノについてのトークを披露する話。個人的には、主人公が話したキャベツの千切り敷き詰めたインスタントラーメンが一番旨そうだった。あと、チャンコ役の俳優(ぎたろー)は、最初はハムの諸見里(例の滑舌悪い芸人)かと思った。見てると腹が減る作品。

◆告白 ★★★★★★★★☆☆
2010年6月5日公開。子供を殺された教師(松たか子)が自分の教え子の中学生に復讐する話。HIV患者に対する差別、いじめ、家庭内暴力、少年法などがテーマとなっており、復讐の方法も秀逸で面白く考えさせられる。ただ、全く無関係の生徒たちが復讐の道具に使われてるのは残酷と言えば残酷だし、例の爆破シーンもくどいと感じた。冒頭30分で描かれる最初の告白が非常に秀逸で、これのためだけにでも観る価値はある。R15+指定作品。

◆善き人のためのソナタ ★★★★★★★★☆☆
2007年2月10日公開。冷戦期の東ドイツで、劇作家と舞台女優がシュタージ(秘密警察)に監視される話。監視(盗聴)役のヴィースラー大尉が、なぜドライマンを擁護するようになるかが非常に分かりにくいが、ラストが非常に素晴らしく許してしまう。また、政府が自由な言論を弾圧し、自殺者の多い国はいずれ滅ぶと言う点には納得する。「私のための本だ」は心に残る名台詞。久しぶりの良作。

◆ディア・ブラザー ★★★★★★☆☆☆☆
劇場(日本)未公開。無実の罪で終身刑になったDQN兄を救うため、貧乏な妹が子供を育てながら弁護士になって冤罪と戦う話。実話が元になっており、兄妹愛、家族愛がテーマとなっている。「死刑のある州だったら、今頃兄はもういない。」と言う妹の言葉が印象的。

◆LIAR GAME -再生-  ★★★★☆☆☆☆☆☆
2012年3月3日公開。原作のイス取りゲームを単発の2時間ドラマにまとめたモノ。無理矢理2時間に圧縮してるために端折った感があるし、その上不要なキャラが多くて違和感も残る。ヨコヤと福永も顔を出す割にはストーリーに全く関係ないし、芦田愛菜と江角マキコは本当に要らない。前作(リンゴ揃える奴)は原作にない書き下ろしだから新鮮さもあったが、本作はそれもなく非常に不満。ただ秋山が安川を脅迫して味方にするシーンは、原作に忠実に描かれていて良かった。ここはライアーゲーム(原作)の中でも指折りの名シーンだと思う。

◆激突! ★★★☆☆☆☆☆☆☆
1973年1月13日公開。ハイウェイで大型タンクローリーを追い抜いた普通乗用車が、執拗にタンクローリーから追い回されて命を狙われるだけの話。小さい頃に地上波で何度も観たはずなんだけど、結末を思いだせなくて借りてきた。タンクローリーの運転手の姿が見えないところは見る人の恐怖心を煽ってくれるが、結局、何でそんな行為に及んだかの説明もないまま終わって非常にもやもやする。スティーヴン・スピルバーグの初期の作品で、見えない恐怖から追われるという技法は後の「ジョーズ」へと引き継がれている様だ。

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