◆英国王のスピーチ ★★★★★★☆☆☆☆
2011年1月7日公開。吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世とその治療にあたった言語療法士の友情を、史実に基づき描いた作品(wikiより)。本当は国王なんかにはなりたくなかったと吐露するシーンや、アドルフヒトラーの饒舌な演説を感慨深そうに聞く様が人間臭く描かれていて非常に良い。ただ、言語療法士のライオネルは、どう見ても小藪千豊にしか見えない。第83回アカデミー賞作品賞。
◆ロボジー ★★★★★★☆☆☆☆
2012年1月14日公開。ロボット博用に開発した二足歩行ロボットがうっかり壊れてしまったために、中に爺さんを入れた偽物で急場を凌ごう・・・とする日本のコメディ作品。とかく中に入ったジジイが横柄で不快感がある(年老いたらこんな風になるのか・・・)が、終わり方は「まぁこんなもんか」と「それなりに」納得。映画とは言え、やってることは詐欺まがいで他人を騙してることに他ならないんで、誰も傷付けない終わり方は難しいと思う。ただ、テンポは悪くないので、最後まで飽きなく見ることは出来た。チャン・カワイも、なかなか良い役者だったと思う。ただ、矢口史靖作品の中でもスイング・ガールズやウォーター・ボーイズと比べると大きく見劣る。
◆グラディエーター ★★★★★★☆☆☆☆
2000年6月17日公開。家族を殺され奴隷に身分を落とされた古代ローマ帝国の将軍が、剣闘士(グラディエーター)として這い上がってローマ皇帝に復讐する話。CGも含めて映像は非常に美しいが、たまたま剣闘士として勝ち上がることが復讐の足がかりとなっているだけで、復讐をテーマとして謳っている(っぽい?)のに、主人公にその気概をあまり感じないのが宜しくない。つか、虎をも倒す凄腕の剣闘士に、(幾ら怪我を負わせているとは言え)ローマ皇帝自身が一騎打ちを申し込んで返り討ちに遭うって糞展開はどうよ?映画独特のご都合展開は許せても、あり得ない展開には不愉快さを隠せない。
◆ゆれる ★★★★★☆☆☆☆☆
2006年7月8日公開。イケメン弟、もてない兄、その兄の会社で働く女性。渓谷のつり橋から転落死した女性が事故死なのか他殺なのかをめぐって、兄の裁判になって証言がコロコロ変わる裁判話。結局、真相が分からないまま判決が出るが、兄弟愛を描きたいのか兄弟間の醜さを描きたいのかがどっちつかずでつまらない。扱う真相が、所詮「つり橋の上でどうだったか」程度の内容なので、それ以外の部分をしっかり描かないと退屈な内容になってしまう。あと、田舎のガソリンスタンドで独身のまま働いてる女性役に真木よう子は美人過ぎるので、もっと見た目の冴えない女優を使ってリアリティを出すべきだと思った。
◆戦火の馬 ★★★★★★★★☆☆
2011年12月25日公開。イギリスに生まれ、第一次世界大戦で軍馬としてフランスに送られた馬と、周辺の人間たちの物語を、馬の視点で描く。とにかく、最初の購入者である小作人がクズ過ぎて馬が哀れ。また、ドイツ軍の機関銃に騎兵で突っ込んで全滅するイギリス軍って「どんだけ弱いねん」と思ってたら、どうもこれが史実らしい。最後にボロボロになりながらも、指笛に反応する「ジョーイ」に涙した。良作。
◆ガタカ ★★★★★☆☆☆☆☆
1998年5月2日公開。遺伝子操作により優れた能力を持って生まれた「適正者」と、自然出産により産まれた「不適正者」が存在する近未来SFにおいて、不適正者の主人公が遺伝子を偽って宇宙飛行士を目指すも、職場の殺人事件を機に「不適正者」が疑われる話。ただ、本人判定のシーンだけが特別に描かれており、宇宙局のリアリティが殆ど感じられなかった。最後にもスーツ姿で宇宙船に乗り込むとか、色々と残念。テーマだけが先行して細部の作り込みが甘い等・・・TIMEに似たがっかり感があったが、監督が同じで凄く納得した。
2011年1月7日公開。吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世とその治療にあたった言語療法士の友情を、史実に基づき描いた作品(wikiより)。本当は国王なんかにはなりたくなかったと吐露するシーンや、アドルフヒトラーの饒舌な演説を感慨深そうに聞く様が人間臭く描かれていて非常に良い。ただ、言語療法士のライオネルは、どう見ても小藪千豊にしか見えない。第83回アカデミー賞作品賞。
◆ロボジー ★★★★★★☆☆☆☆
2012年1月14日公開。ロボット博用に開発した二足歩行ロボットがうっかり壊れてしまったために、中に爺さんを入れた偽物で急場を凌ごう・・・とする日本のコメディ作品。とかく中に入ったジジイが横柄で不快感がある(年老いたらこんな風になるのか・・・)が、終わり方は「まぁこんなもんか」と「それなりに」納得。映画とは言え、やってることは詐欺まがいで他人を騙してることに他ならないんで、誰も傷付けない終わり方は難しいと思う。ただ、テンポは悪くないので、最後まで飽きなく見ることは出来た。チャン・カワイも、なかなか良い役者だったと思う。ただ、矢口史靖作品の中でもスイング・ガールズやウォーター・ボーイズと比べると大きく見劣る。
◆グラディエーター ★★★★★★☆☆☆☆
2000年6月17日公開。家族を殺され奴隷に身分を落とされた古代ローマ帝国の将軍が、剣闘士(グラディエーター)として這い上がってローマ皇帝に復讐する話。CGも含めて映像は非常に美しいが、たまたま剣闘士として勝ち上がることが復讐の足がかりとなっているだけで、復讐をテーマとして謳っている(っぽい?)のに、主人公にその気概をあまり感じないのが宜しくない。つか、虎をも倒す凄腕の剣闘士に、(幾ら怪我を負わせているとは言え)ローマ皇帝自身が一騎打ちを申し込んで返り討ちに遭うって糞展開はどうよ?映画独特のご都合展開は許せても、あり得ない展開には不愉快さを隠せない。
◆ゆれる ★★★★★☆☆☆☆☆
2006年7月8日公開。イケメン弟、もてない兄、その兄の会社で働く女性。渓谷のつり橋から転落死した女性が事故死なのか他殺なのかをめぐって、兄の裁判になって証言がコロコロ変わる裁判話。結局、真相が分からないまま判決が出るが、兄弟愛を描きたいのか兄弟間の醜さを描きたいのかがどっちつかずでつまらない。扱う真相が、所詮「つり橋の上でどうだったか」程度の内容なので、それ以外の部分をしっかり描かないと退屈な内容になってしまう。あと、田舎のガソリンスタンドで独身のまま働いてる女性役に真木よう子は美人過ぎるので、もっと見た目の冴えない女優を使ってリアリティを出すべきだと思った。
◆戦火の馬 ★★★★★★★★☆☆
2011年12月25日公開。イギリスに生まれ、第一次世界大戦で軍馬としてフランスに送られた馬と、周辺の人間たちの物語を、馬の視点で描く。とにかく、最初の購入者である小作人がクズ過ぎて馬が哀れ。また、ドイツ軍の機関銃に騎兵で突っ込んで全滅するイギリス軍って「どんだけ弱いねん」と思ってたら、どうもこれが史実らしい。最後にボロボロになりながらも、指笛に反応する「ジョーイ」に涙した。良作。
◆ガタカ ★★★★★☆☆☆☆☆
1998年5月2日公開。遺伝子操作により優れた能力を持って生まれた「適正者」と、自然出産により産まれた「不適正者」が存在する近未来SFにおいて、不適正者の主人公が遺伝子を偽って宇宙飛行士を目指すも、職場の殺人事件を機に「不適正者」が疑われる話。ただ、本人判定のシーンだけが特別に描かれており、宇宙局のリアリティが殆ど感じられなかった。最後にもスーツ姿で宇宙船に乗り込むとか、色々と残念。テーマだけが先行して細部の作り込みが甘い等・・・TIMEに似たがっかり感があったが、監督が同じで凄く納得した。
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