◆いらっしゃいませ、患者さま。 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
2005年6月4日公開。傾いた病院を建て直す秘策ってのが、結局、ナースの色仕掛けに頼った風俗まがいの姑息な手口「だけ」ってのが肩透かしを食らう。そんなシーンがヒトコマとして取り込まれてるのならば理解もできるが、結局最後までソレで通すのは映画として無理がある。ただし、原沙知絵は美人である。
◆十三人の刺客 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
2010年9月25日公開。最後のラスボスが如何に悪い奴であるかを序盤に見せつけているが、稲垣吾郎がやってる(悪い)ことは、ただの猟奇殺人であって暴君としての資質に欠ける。また13人の侍が200人の敵をバッタバッタと切り倒すシーンもリアリティに欠けて見るに堪えない。テレビの時代劇で許されるシーンであっても、それが映画でも許されると思ったら大間違いだ。また全体的に画面が暗く、安っぽいセットを暗さで誤魔化しているだけなのではないか?と勘ぐってしまう。泥だらけの茶色い殺戮シーンで終わるのであれば、途中で美しい日本の風景を挟むくらいの配慮は欲しいものだ。旧作150円でレンタルしても不満が残る駄作。
◆キサラギ ★★★★★☆☆☆☆☆
2007年6月16日公開。密室推理劇でテンポが良いのは高評価。ただ、伏線の前提が色々と都合良すぎるのは、フィクションと言う隠れ蓑を差し引いても不満が残る。お金をかけてない割には面白い。面白いだけに、ちょっと残念でもある。
◆硫黄島からの手紙 ★★★★★★★☆☆☆
2006年12月9日公開。米兵が投降した無抵抗の日本兵を射殺するシーンがあるが、これをアメリカ人が見たらどう思うだろうか?非人道的な行為はアメリカ兵に限った事ではなく、戦争だから日本兵だって残酷なことをしてるはずである。戦争の残酷さを描くのであれば、日本人の卑怯なシーンも同じように描くべきだと思う。それとも「それ」は憲兵が犬を射殺するシーンで代用したつもりなのだろうか?それでは描き足りない。これだと、日本人が少ない兵士で戦ったという自己満足の美談自慢で終わってしまう気がする(撮ったのは日本人じゃないけど)。また、「男たちの大和」でも感じたけど、中村獅童に脳筋クズ野郎を演じさせたら天下一品だと思う。
◆七人の侍 ★★★★★★★★☆☆
1954年4月26日公開。時代考証と殺陣が秀逸。ただ200分超は、ぶっちゃけ長いと思う。序盤はもうちょっと端折って撮れよと思うし、ラストに墓を見上げるシーンは二回も要らない。「勝ったのは、あの農民たちじゃよ。」の台詞の後で墓を映して終わるんだけど、その墓を数分前に一度映しているのが非常に勿体ない。最後の詰めがちょっと甘い気がする。
◆情婦 ★★★★★★★★★☆
1957年製作。原作はアガサ・クリスティの「検察側の証人」。「この映画の結末を未見の人に話さないでください。」が最後に流れることは知っていたんだけど、実際に観て知って納得の秀作。イギリスの陪審員裁判が舞台。
2005年6月4日公開。傾いた病院を建て直す秘策ってのが、結局、ナースの色仕掛けに頼った風俗まがいの姑息な手口「だけ」ってのが肩透かしを食らう。そんなシーンがヒトコマとして取り込まれてるのならば理解もできるが、結局最後までソレで通すのは映画として無理がある。ただし、原沙知絵は美人である。
◆十三人の刺客 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
2010年9月25日公開。最後のラスボスが如何に悪い奴であるかを序盤に見せつけているが、稲垣吾郎がやってる(悪い)ことは、ただの猟奇殺人であって暴君としての資質に欠ける。また13人の侍が200人の敵をバッタバッタと切り倒すシーンもリアリティに欠けて見るに堪えない。テレビの時代劇で許されるシーンであっても、それが映画でも許されると思ったら大間違いだ。また全体的に画面が暗く、安っぽいセットを暗さで誤魔化しているだけなのではないか?と勘ぐってしまう。泥だらけの茶色い殺戮シーンで終わるのであれば、途中で美しい日本の風景を挟むくらいの配慮は欲しいものだ。旧作150円でレンタルしても不満が残る駄作。
◆キサラギ ★★★★★☆☆☆☆☆
2007年6月16日公開。密室推理劇でテンポが良いのは高評価。ただ、伏線の前提が色々と都合良すぎるのは、フィクションと言う隠れ蓑を差し引いても不満が残る。お金をかけてない割には面白い。面白いだけに、ちょっと残念でもある。
◆硫黄島からの手紙 ★★★★★★★☆☆☆
2006年12月9日公開。米兵が投降した無抵抗の日本兵を射殺するシーンがあるが、これをアメリカ人が見たらどう思うだろうか?非人道的な行為はアメリカ兵に限った事ではなく、戦争だから日本兵だって残酷なことをしてるはずである。戦争の残酷さを描くのであれば、日本人の卑怯なシーンも同じように描くべきだと思う。それとも「それ」は憲兵が犬を射殺するシーンで代用したつもりなのだろうか?それでは描き足りない。これだと、日本人が少ない兵士で戦ったという自己満足の美談自慢で終わってしまう気がする(撮ったのは日本人じゃないけど)。また、「男たちの大和」でも感じたけど、中村獅童に脳筋クズ野郎を演じさせたら天下一品だと思う。
◆七人の侍 ★★★★★★★★☆☆
1954年4月26日公開。時代考証と殺陣が秀逸。ただ200分超は、ぶっちゃけ長いと思う。序盤はもうちょっと端折って撮れよと思うし、ラストに墓を見上げるシーンは二回も要らない。「勝ったのは、あの農民たちじゃよ。」の台詞の後で墓を映して終わるんだけど、その墓を数分前に一度映しているのが非常に勿体ない。最後の詰めがちょっと甘い気がする。
◆情婦 ★★★★★★★★★☆
1957年製作。原作はアガサ・クリスティの「検察側の証人」。「この映画の結末を未見の人に話さないでください。」が最後に流れることは知っていたんだけど、実際に観て知って納得の秀作。イギリスの陪審員裁判が舞台。
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