PTベルリンに参加しましたよ
2008年10月31日 プロツアー コメント (1)会社を一週間も休んで遥々ベルリンまで行ってきました。使用したのは《炎渦竜巻》の4色ドラン。そう聞くとブロック構築と変わっていませんね。デッキは以下の通り。
【Main Deck】
4 Birds of Paradise/極楽鳥
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Tidehollow Sculler/潮の虚ろの漕ぎ手
4 Doran, the Siege Tower/包囲の搭、ドラン
3 Loxodon Hierarch/ロクソドンの教主
1 Eternal Witness/永遠の証人
1 Ancient Grudge/古えの遺恨
4 Thoughtseize/思考囲い
4 Smother/燻し
3 Umezawa’s Jitte/梅澤の十手
3 Chrome Mox/金属モックス
3 Treetop Village/樹上の村
4 Windswept Heath/吹きさらしの荒野
2 Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
3 Overgrown Tomb/草むした墓
2 Temple Garden/寺院の庭
1 Godless Shrine/神無き祭殿
1 Sacred Foundry/聖なる鋳造所
2 Forest/森
2 Swamp/沼
1 Plains/平地
【Main Deck】
3 Kataki, War’s Wage/戦争の報い、禍汰奇
3 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
3 Cranial Extraction/頭蓋の摘出
3 Firespout/炎渦竜巻
2 Boil/沸騰
1 Ancient Grudge/古えの遺恨
■Round1:Mind’s Desire
一本目、先手の対戦相手がダブルマリガン。それで気を許してしまったのか、何に対しても中途半端な手札をキープしてしまう。初動の《潮の虚ろの漕ぎ手》で《炎の儀式》を捕獲するも、4T後に土地1枚から《炎の儀式》《炎の儀式》《炎の儀式》《煮えたぎる歌》《魔力変》《精神の願望》(《精神の願望》をサーチ)→《精神の願望》と展開され、《願望》で色々公開されてそのまま《苦悶の触手》で敗北。二本目、フェッチとショックインでライフを失い、2枚の《思考囲い》で更にライフを失う。更に2枚の《漕ぎ手》が《苦悶の触手》と《蒸気の連鎖》をロックして残った手札が《炎の儀式》。次のターンに生きてターンが帰ってくれば殴り切れるというところで、《蒸気の連鎖》をトップされて《苦悶の触手》で死亡。幸先悪いね。→××
■Round2:Domain Zoo
一本目、初戦にデザイアに敗北したこともあり、ちょっと見回した時にデザイアばかり目に入ったこともあって手札破壊が強い初手をキープする。っと、1ターン目にフェッチ起動の《踏み鳴らされる地》から《野生のナカティル》登場。お疲れ様過ぎるだろ。その後更に2連続で《思考囲い》を引かされて、唯一展開した《タルモゴイフ》は即座に《忘却の輪》されて一度もブロックに参加することなく秒殺される。二本目、サイドインした《炎渦竜巻》が初手からあるも、なかなか赤マナソースを引き当てない。フェッチを一枚引ければそれで1:3交換に持ち込めるものの、どこまで引いても赤マナの出ない土地しかない。2体の《台所の嫌がらせ屋》で粘るにも限界があり、2枚目の《炎渦竜巻》まで引いてしまったので、この際《金属モックス》でも構わないのだが、本当に最後まで赤マナの出ない土地のみを引き続けて敗北。場には8枚土地が並んでるんだぞ!?→××
■Round3:Domain Zoo
一本目、勝ってるゾーンにも負けているゾーンにもドメインズーしかいないことにようやく気付いて、対ズーに強いハンドのみをキープすることに決め撃つ。で、ライフを失いにくく生物が強いハンドをキープするも、《ドラン》《ドラン》《タルモゴイフ》と三連打で《忘却の輪》され、相手の《梅澤の十手》を止められず敗北。しかも、情けないことに手札には《古えの遺恨》があるのに、またまた赤マナを供給出来ないでいた。何のために4色目をねじ込んでいるのかと。二本目、初動の《極楽鳥》が焼かれるも、そのまま土地が詰まらずに《台所の嫌がらせ屋》《ロクソドンの教主》《台所》2体目と展開する。更に後続が《梅澤の十手》と強く、一本目の鬱憤を晴らして殴り切る。三本目、先に《十手》を展開されるも、生物だけを《燻し》続けて2体の《教主》で殴り切った。→×○○
■Round4:Red Deck Wins
一本目、先手《鳥》開始から2T目の《思考囲い》で手札を確認すると、ただのZooではなく《血染めの月》と《月の大魔術師》を確認。ここでフェッチから基本地形をサーチし続け、《包囲の搭、ドラン》と《十手》を先に定着させて押し切った。二本目、マナを喰った《運命大立者》を《燻し》、《十手》を《遺恨》して《十手》を装備した《タルモゴイフ》で押し切った。→○○
■Round5:GB Death Cloud
一本目、《漕ぎ手》で《滅び》を捕まえるも、あっさりと《化膿》されて《滅び》で一掃される。その後、無人の場に展開された《野生語りのガラク》を越えられずに敗北。二本目、1マリガン開始と手札が少ないところに刺さる《思考囲い》が痛いことこの上ない。更に《滅び》を潜り抜けた《樹上の村》で何とかライフを削りに掛かるが、これまで《殺戮の契約》されて完封。その後《ガラク》が展開されるも、手札にも場にも回答がなく圧敗。ドランでデスクラは無理ですばい。→××
■Round6:Demigod Stompy
一本目、後手1T目に《思考囲い》で《災難の大神》を叩き落すと、そのまま後続が出てこない。ようやくブロッカーに《復讐の亜神》が登場したが、《教主》《包囲の搭、ドラン》で押し切って終了。二本目、1T目の《運命の大立者》に《十手》が装備され、最後まで《十手》への回答なく敗北。《十手》が強過ぎんぞ。三本目、先手開始となるも、2T目が返って来た時には相手の場に10体のゴブリントークンが居やがった。無理。→○××
■Round7:Affinity
一本目、《頭蓋囲い》を装備した《羽ばたき飛行機械》が止まらないが、何とか《包囲の搭、ドラン》をトップデックしてダメージを軽減する。しかし序盤の《闇の腹心》で失ったライフが痛過ぎて、そのまま《羽ばたき飛行機械》の2点クロックを防ぐことが出来ずに敗北。二本目、《古えの遺恨》1枚でブロッカーを排除し続け、《燻し》で《エーテリウムの達人》も排除して《包囲の搭、ドラン》1体で殴り切った。三本目、《タルモゴイフ》2体を《呪文嵌め》させて、三番手の《戦争の報い、禍汰奇》が相手の場を半壊させる。その後《禍汰奇》は即座に《燻し》されるも、後続の《包囲の搭、ドラン》の進路を《燻し》で抉じ開けて殴り切った。→×○○
■Round8:Domain Zoo
一本目、後手の初動が《思考囲い》で《梅澤の十手》を叩き落すも、《野生のナカティル》2体に攻め立てられて非常に辛い。ここで《ロクソドンの教主》でライフを回復し、盤面を固めようと試みるも即座に《忘却の輪》されて《部族の炎》連打を受けて敗北。二本目、先手1マリガンと苦しいが、《台所の嫌がらせ屋》連打が序盤の猛攻にブレーキをかける。相手の《十手》も何とか《遺恨》し、ライフ5からの《ロクソドンの教主》で延命する。結局、この《教主》が最後まで生き抜いて相手のライフを削り切った。三本目、後手にて《鳥》《モックス》と1ランドをキープし、都合よく2枚目の土地を引き込んで《台所》《台所》《教主》《十手》と展開して圧勝。ぶん回るタイミングが遅いんじゃ。→○×○
と、結局4勝4敗の初日落ちです。思えばもう少し厳しくマリガンを選択しても良かった気がします。特に相手がマリガンして手札を減らした際に、それに気を良くして温い手札をキープしてしまった感があるのは要反省だと思います。
■デッキ選択の反省点
これはドランで良かったと思っています。結果、エルフ祭に終ったプロツアーですが、メインもサイドも十分エルフと戦える構成だったと思っています。強いて言えば、メインの《古えの遺恨》は《炎渦竜巻》にすべきでしたし、サイドに《戦争の報い、禍汰奇》は要らなかったでしょう。正直な話、ある程度勝ち続けると親和ごときに当たることもないのでしょうが、如何せん使い手が僕なので、親和が存在する五分五分ラインまで落ちる可能性があると踏んでの採用です(情けないことに、その読み通りの結果になってしまいました)。
【Main Deck】
4 Birds of Paradise/極楽鳥
4 Tarmogoyf/タルモゴイフ
4 Dark Confidant/闇の腹心
4 Tidehollow Sculler/潮の虚ろの漕ぎ手
4 Doran, the Siege Tower/包囲の搭、ドラン
3 Loxodon Hierarch/ロクソドンの教主
1 Eternal Witness/永遠の証人
1 Ancient Grudge/古えの遺恨
4 Thoughtseize/思考囲い
4 Smother/燻し
3 Umezawa’s Jitte/梅澤の十手
3 Chrome Mox/金属モックス
3 Treetop Village/樹上の村
4 Windswept Heath/吹きさらしの荒野
2 Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
3 Overgrown Tomb/草むした墓
2 Temple Garden/寺院の庭
1 Godless Shrine/神無き祭殿
1 Sacred Foundry/聖なる鋳造所
2 Forest/森
2 Swamp/沼
1 Plains/平地
【Main Deck】
3 Kataki, War’s Wage/戦争の報い、禍汰奇
3 Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
3 Cranial Extraction/頭蓋の摘出
3 Firespout/炎渦竜巻
2 Boil/沸騰
1 Ancient Grudge/古えの遺恨
■Round1:Mind’s Desire
一本目、先手の対戦相手がダブルマリガン。それで気を許してしまったのか、何に対しても中途半端な手札をキープしてしまう。初動の《潮の虚ろの漕ぎ手》で《炎の儀式》を捕獲するも、4T後に土地1枚から《炎の儀式》《炎の儀式》《炎の儀式》《煮えたぎる歌》《魔力変》《精神の願望》(《精神の願望》をサーチ)→《精神の願望》と展開され、《願望》で色々公開されてそのまま《苦悶の触手》で敗北。二本目、フェッチとショックインでライフを失い、2枚の《思考囲い》で更にライフを失う。更に2枚の《漕ぎ手》が《苦悶の触手》と《蒸気の連鎖》をロックして残った手札が《炎の儀式》。次のターンに生きてターンが帰ってくれば殴り切れるというところで、《蒸気の連鎖》をトップされて《苦悶の触手》で死亡。幸先悪いね。→××
■Round2:Domain Zoo
一本目、初戦にデザイアに敗北したこともあり、ちょっと見回した時にデザイアばかり目に入ったこともあって手札破壊が強い初手をキープする。っと、1ターン目にフェッチ起動の《踏み鳴らされる地》から《野生のナカティル》登場。お疲れ様過ぎるだろ。その後更に2連続で《思考囲い》を引かされて、唯一展開した《タルモゴイフ》は即座に《忘却の輪》されて一度もブロックに参加することなく秒殺される。二本目、サイドインした《炎渦竜巻》が初手からあるも、なかなか赤マナソースを引き当てない。フェッチを一枚引ければそれで1:3交換に持ち込めるものの、どこまで引いても赤マナの出ない土地しかない。2体の《台所の嫌がらせ屋》で粘るにも限界があり、2枚目の《炎渦竜巻》まで引いてしまったので、この際《金属モックス》でも構わないのだが、本当に最後まで赤マナの出ない土地のみを引き続けて敗北。場には8枚土地が並んでるんだぞ!?→××
■Round3:Domain Zoo
一本目、勝ってるゾーンにも負けているゾーンにもドメインズーしかいないことにようやく気付いて、対ズーに強いハンドのみをキープすることに決め撃つ。で、ライフを失いにくく生物が強いハンドをキープするも、《ドラン》《ドラン》《タルモゴイフ》と三連打で《忘却の輪》され、相手の《梅澤の十手》を止められず敗北。しかも、情けないことに手札には《古えの遺恨》があるのに、またまた赤マナを供給出来ないでいた。何のために4色目をねじ込んでいるのかと。二本目、初動の《極楽鳥》が焼かれるも、そのまま土地が詰まらずに《台所の嫌がらせ屋》《ロクソドンの教主》《台所》2体目と展開する。更に後続が《梅澤の十手》と強く、一本目の鬱憤を晴らして殴り切る。三本目、先に《十手》を展開されるも、生物だけを《燻し》続けて2体の《教主》で殴り切った。→×○○
■Round4:Red Deck Wins
一本目、先手《鳥》開始から2T目の《思考囲い》で手札を確認すると、ただのZooではなく《血染めの月》と《月の大魔術師》を確認。ここでフェッチから基本地形をサーチし続け、《包囲の搭、ドラン》と《十手》を先に定着させて押し切った。二本目、マナを喰った《運命大立者》を《燻し》、《十手》を《遺恨》して《十手》を装備した《タルモゴイフ》で押し切った。→○○
■Round5:GB Death Cloud
一本目、《漕ぎ手》で《滅び》を捕まえるも、あっさりと《化膿》されて《滅び》で一掃される。その後、無人の場に展開された《野生語りのガラク》を越えられずに敗北。二本目、1マリガン開始と手札が少ないところに刺さる《思考囲い》が痛いことこの上ない。更に《滅び》を潜り抜けた《樹上の村》で何とかライフを削りに掛かるが、これまで《殺戮の契約》されて完封。その後《ガラク》が展開されるも、手札にも場にも回答がなく圧敗。ドランでデスクラは無理ですばい。→××
■Round6:Demigod Stompy
一本目、後手1T目に《思考囲い》で《災難の大神》を叩き落すと、そのまま後続が出てこない。ようやくブロッカーに《復讐の亜神》が登場したが、《教主》《包囲の搭、ドラン》で押し切って終了。二本目、1T目の《運命の大立者》に《十手》が装備され、最後まで《十手》への回答なく敗北。《十手》が強過ぎんぞ。三本目、先手開始となるも、2T目が返って来た時には相手の場に10体のゴブリントークンが居やがった。無理。→○××
■Round7:Affinity
一本目、《頭蓋囲い》を装備した《羽ばたき飛行機械》が止まらないが、何とか《包囲の搭、ドラン》をトップデックしてダメージを軽減する。しかし序盤の《闇の腹心》で失ったライフが痛過ぎて、そのまま《羽ばたき飛行機械》の2点クロックを防ぐことが出来ずに敗北。二本目、《古えの遺恨》1枚でブロッカーを排除し続け、《燻し》で《エーテリウムの達人》も排除して《包囲の搭、ドラン》1体で殴り切った。三本目、《タルモゴイフ》2体を《呪文嵌め》させて、三番手の《戦争の報い、禍汰奇》が相手の場を半壊させる。その後《禍汰奇》は即座に《燻し》されるも、後続の《包囲の搭、ドラン》の進路を《燻し》で抉じ開けて殴り切った。→×○○
■Round8:Domain Zoo
一本目、後手の初動が《思考囲い》で《梅澤の十手》を叩き落すも、《野生のナカティル》2体に攻め立てられて非常に辛い。ここで《ロクソドンの教主》でライフを回復し、盤面を固めようと試みるも即座に《忘却の輪》されて《部族の炎》連打を受けて敗北。二本目、先手1マリガンと苦しいが、《台所の嫌がらせ屋》連打が序盤の猛攻にブレーキをかける。相手の《十手》も何とか《遺恨》し、ライフ5からの《ロクソドンの教主》で延命する。結局、この《教主》が最後まで生き抜いて相手のライフを削り切った。三本目、後手にて《鳥》《モックス》と1ランドをキープし、都合よく2枚目の土地を引き込んで《台所》《台所》《教主》《十手》と展開して圧勝。ぶん回るタイミングが遅いんじゃ。→○×○
と、結局4勝4敗の初日落ちです。思えばもう少し厳しくマリガンを選択しても良かった気がします。特に相手がマリガンして手札を減らした際に、それに気を良くして温い手札をキープしてしまった感があるのは要反省だと思います。
■デッキ選択の反省点
これはドランで良かったと思っています。結果、エルフ祭に終ったプロツアーですが、メインもサイドも十分エルフと戦える構成だったと思っています。強いて言えば、メインの《古えの遺恨》は《炎渦竜巻》にすべきでしたし、サイドに《戦争の報い、禍汰奇》は要らなかったでしょう。正直な話、ある程度勝ち続けると親和ごときに当たることもないのでしょうが、如何せん使い手が僕なので、親和が存在する五分五分ラインまで落ちる可能性があると踏んでの採用です(情けないことに、その読み通りの結果になってしまいました)。
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