朝から市長選挙の投票に行って、地元開催のGP山形トライアルに参加してきました。参加者は20人で、鹿児島からひらぽんさん一同、福岡からはY川プロとgabeや井上君たちが遠征しています。志岐も来てたけど、受付途中からスロ打ちに行って参加すらしてないし。何しに来たんだよ。んで、《円盤の大魔術師》《トリスケラバス》《硫黄破》等の超強力パックをチェックして、《カゲロウ獣》二体以外に特に見るべきところがない地味パックを頂戴する。唯一、《高位の秘儀術師、イス》が鎮座しているも、他の白いカードが話にならないので泣く泣く切って青黒に。事故死を嫌ってこじんまりとまとめてみたんだけど、どうだろう。

■シールドデッキ(TSP)
【Main Deck】
2 Deathspore Thallid/死胞子のサリッド
2 Pit Keeper/奈落の守り手
1 Looter il-Kor/コー追われの物あさり
1 Willbender/意志を曲げる者
1 Fathom Seer/水深の予見者
1 Skulking Knight/卑屈な騎士
1 Trespasser il-Vec/ヴェク追われの侵入者
1 1 Faceless Devourer/顔なしの貪り食い
1 Nightshade Assassin/ベラドンナの暗殺者
1 Tolarian Sentinel/トレイリアの歩哨
1 Gorgon Recluse/ゴルゴンの世捨て
1 Psionic Sliver/心霊スリヴァー
1 Stuffy Doll/ぬいぐるみ人形
2 Errant Ephemeron/遍歴のカゲロウ獣
1 Strangling Soot/絞殺の煤
1 Assassinate/暗殺
1 Wipe Away/拭い捨て
1 Mindstab/精神攪乱
1 Psychotic Episode/病的な出来事
1 Foriysian Totem/フォライアスのトーテム像
1 Dreadship Reef/戦慄艦の浅瀬
8 Island/島
7 Swamp/沼
1 Mountain/山

そうそう。Y川プロは常にフィーチャー指定らしく、別席が準備されていました。

■Round1:黒赤青
一戦目、1T目《精神攪乱》から、2T目《カゲロウ獣》と序盤の立ち上がりが強い。3T目の《コー追われの物あさり》こそ《霊気炎の壁》に止められるも、《山》を引き当て《フォライアスのトーテム像》を戦線に追加できるようになる。その後、一体目の《カゲロウ獣》が《稲妻の斧》で討ち取られるも二体目を素出しで追加。さらに《堕落の触手》が飛んでくるが、《意志を曲げる者》で跳ね返して空から殴り切る。二本目、再度1T目《精神攪乱》待機と序盤の展開に恵まれる。その後変異で展開した《意志を曲げる者》が即座に焼かれて跳ね返すことは出来いが、ゆったりとした場に《ぬいぐるみ人形》が登場。その後、相手の展開が苦しく出てくるのは《アーボーグの邪眼》と全く意味がない。しかも無意味に並んだ互いの場を《硫黄破》でリセットし、《ぬいぐるみ》からさらに3点を受けてライフが危険水域に。その後こちらは延々土地だけを引き続けて何も出来ないが、最後まで《ぬいぐるみ人形》への回答がなくこれだけで削りきる。なんだかなぁ。→○○

■Round2:緑赤+白@けいたろ
初戦でY川プロの出鼻を挫いてきたけいたろが相手。一本目、2T目に《カゲロウ獣》を待機できる土地3枚の手札をキープすると、最後まで4枚目の土地を引けずに《パーディック山のドラゴン》と《城の猛禽》に殴りきられて即死。やっと待機が解けた《カゲロウ獣》は即座に《時間の孤立》されて何も出来ず。二本目、けいたろがサイドインした《宝石の洞窟》が都合よく決まって、先手後手を入れ替えられる。で、2T目待機の《カゲロウ獣》が出る頃には、《胞子撒きのサリッド》《ダークウッドのベイロス》《パーディック山のドラゴン》らによる蹂躙が始まっていて何も出来ず。→××

■Round3:白緑+黒
一本目、序盤に《奈落の守り手》《卑屈な騎士》《ヴェク追われの侵入者》と並べるも、相手の守りが《サリッドの殻住まい》×2、《暗影の蜘蛛》と非常に堅い。その後待機経由で展開された《ナントゥーコのシャーマン》に《グリフィンの導き》がプレイされ、一気に死へのカウントダウン開始。こちらも不要な土地を切って《侵入者》がシャドーで3点づつ殴り返す・・・が、いかんせん相手のクロックがきつ過ぎる。果たして次のターンに殴られて終わりという最後のターンに《拭い捨て》を引き当てるが、こちらのターン終了時に《板金鎧のペガサス》が俊足で登場。この時点でライフはこちら5で、相手は8。ところが返しのターンに殴ってきたのは《導き》付き《シャーマン》1体のみ。これを《拭い捨て》でバウンスすると、なぜか対戦相手が動揺する。そして戦闘終了後にプレイされたのは、勝った気満々の《突風線》がX=5。ん?X=5?。確か《板金鎧のペガサス》は、プレイヤーに飛ぶダメージも1点だけ軽減するよね?これでライフ1で生き残り、ブロッカーとしての《ペガサス》がいなくなったので次のターンにフルアタックで4まで減った相手のライフをちょうど削りきって勝ち。勝ち・・・というか、相手が前のめりに崩れ落ちただけ・・・のような気がする。二本目、後手ながらも1T目《精神攪乱》、2T目《カゲロウ獣》待機と展開が強い。さらに相手の《胞子撒きのサリッド》は黒い手札を4枚公開した《ベラドンナの暗殺者》で、《凶暴なサリッド》は《暗殺》で除去して場を平らにする。その後《カゲロウ獣》は除去されるも、《トレイリアの歩哨》で《ベラドンナの暗殺者》を何度も再利用して《ヴァティ・イル=ダル》《ダークウッドのベイロス》《アヴナントの癒し手》を葬って殴り勝つ。《歩哨》偉い!→○○

参加者20人の5回戦なんで、あと一つ勝てばベスト8が見えますね。

■Round4:白黒@gabe
自分のチェックパックを引き当てたgabeが相手。何色でデッキを組んでもパーツが強いし、カラーレスの《トリスケラバス》と《鋸刃の矢》は確定で入っているはず。しかも白なら《円盤の大魔術師》で、赤なら《硫黄破》が追加で装備されている。死ねばいいのに。一本目、黒マナが出ない。で、2T目待機の《ダスクライダーの大隼》や、沼サイクリング後に《戦慄の復活》でリアニメイトされた《よじれた嫌悪者》にあっという間に殴りきられる。唯一《戦慄艦の浅瀬》で黒マナを確保できるんだけど、テンポ悪すぎて展開に追いつけないのです。二本目、1マリガンながらも《遍歴のカゲロウ獣》2T目待機から、3T目《コー追われの物あさり》、4T目《ゴルゴンの世捨て》マッドネスと展開は優秀。ところがgabeの展開も強く、《円盤の大魔術師》で一掃される。その際、《トレイリアの歩哨》で《カゲロウ獣》を守って再度展開するが、間髪入れずに《闇の萎縮》で殉職する。ここから引いては並べるの展開となるが、《鋸刃の矢》でこちらの戦線が次々に除去される。結局、《奈落の守り手》で回収された《よじれた嫌悪者》を止めることが出来ずに敗北。最後はデッキ差がモロに出た気がする。→××

で、後がなくなりました。最後勝てば生き残るっぽいんですが、どうやら2敗からオポ勝負で一人だけ落ちる計算です。

■Round5:赤黒@ももたろ
自称「デッキ強い」の、ももたろが相手。「デッキ強い」なら、何で2敗ラインにいるんだよ。一本目、1マリガン開始するも《カゲロウ獣》待機、《物あさり》ディスカードから《ゴルゴンの世捨て》マッドネスと好展開。ところがももたろの展開も強く、《断骨スリヴァー》二体と《マナを間引くもの》を除去でバックアップして《カゲロウ獣》と殴りあう。《断骨スリヴァー》は《ゴルゴンの世捨て》と相撃つも、残りライフ4対4から1点喰らった後に3点の《硫黄破》が飛んできて死亡。二本目、相手1マリガン後の少ない手札を、1T目待機の《精神攪乱》が削り取って展開勝ち。三本目、初動《ベラドンナの暗殺者》でももたろのブロッカーを除去するゆっくりとした展開。その後、ストーム1の《巣穴からの総出》から展開された4体のゴブリンが、後続も出さずに先制攻撃の《暗殺者》に突っ込んでくるという不自然な展開を受け、奴の手札に《硫黄破》が見え隠れする。ここで初手からあってマッドネスまで待つか否かを悩んでいた《病的な出来事》をプレイすると、やはり《硫黄破》が隠れていてこれをライブラリーの奥底へ(残りは《憤怒スリヴァー》と《山》)。翌ターンの《憤怒スリヴァー》は《絞殺の煤》し、土地が5枚で止まっているものの手札はサイドインした《時間の渦》、《暗殺》《精神攪乱》《奈落の守り手》と十分。ところが返すターンにライブラリトップから《センギアの吸血魔》が光臨し、早急な回答を求められることになる。自分のデッキでこれを何とかする手段は「《吸血魔》がコウモリ・トークンに化けたところに《拭い捨て》を撃つ」しかなく、残り3ターン中に6枚目の土地と《拭い捨て》そのものを引き当てることも殴り勝つことも出来ずに敗北する。→×○×

と言うわけで、予選ラウンド敗退です。リミテッドのPTQやGPTでベスト8を逃すとか、多分2年ぶりだと思います。パックのせいにはしたくないんで、もう一度シールドパックを見直してきますね。

そうそう。最終戦で勝ったももたろは、ぶっちぎりにオポが低くて「2敗からオポ勝負で唯一落ちる」その人になってました。ホント、使えんわ。ベスト8は決勝までけいたろとgabeが順調に勝ち進んで、最終的にけいたろがトスってgabeが無駄に3byeを獲得していました。gabeは周囲から「死ねばいいのに」コールを浴びるほどの人気者です。

コメント

mana
mana
2006年11月13日21:04

Dreadship Reef/戦慄艦の浅瀬
要らなくない?
 
沼か山に変えた方がいいと思う
 
そんなに重いカードが入ってるわけでもないし

けんけん
けんけん
2006年11月13日21:38

gabe戦の一本目は、《戦慄艦の浅瀬》が《沼》なら、確かに五分の勝負が出来た。しかし《戦慄艦の浅瀬》が《島》なら全く勝負にならなかった。仮にこれが《島》だとしても、初手のマナソースが《島》《島》《赤のトーテム像》で「《カゲロウ獣》待機」が可能なハンドなのでそのままGOしたと思う。つまり「《戦慄艦の浅瀬》が《島》ではないお陰」で黒マナ事故から少しだけ回復を出来たことになる。また、三回戦目の二本目には、《トレイリアの歩哨》で《ベラドンナの暗殺者》を使いまわしながら手札に貯めた黒い手札を一気に消費するために《戦慄艦の浅瀬》から10マナ近く引き出して勝負を決めたので、実はマナを貯蔵出来る《浅瀬》で無ければならなかった。確かに序盤の有色マナ確保という点では足を引っ張るお荷物ランドっぽく見えますが、実戦でそれなりに役に立っているの”今回”は《戦慄艦の浅瀬》を評価したいと思います。少なくとも「この土地が《浅瀬》であるが故に負けた」ということはありませんでした。