地元のスタンダード大会に参加してきました。フォーマットはギルドパクト対応の非公認スタンダードで、参加者は14人。使用したのはキャラを立たせた赤緑ステロイドで、デッキレシピは以下の通り。

【Main Deck】
4 Llanowar Elves/ラノワールのエルフ
4 Kird Ape/密林の猿人
4 Gruul Guildmage/グルールのギルド魔道士
3 Shinen of Life’s Roar/生命の咆哮の思念
4 Burning-Tree Shaman/炎樹族のシャーマン
4 Rumbling Slum/喧騒の貧霊
2 Arashi, the Sky Asunder/空を引き裂くもの、閼螺示
4 Moldervine Cloak/腐れ蔦の外套
4 Volcanic Hammer/火山の鎚
3 Char/黒焦げ
4 Skarrg, the Rage Pits/怒りの穴蔵、スカルグ
4 Stomping Ground/踏み鳴らされる地
4 Karplusan Forest/カープルーザンの森
8 Forest/森
4 Mountain/山

【Sideborad】
4 Thoughts of Ruin/荒廃の思考
4 Naturalize/帰化
3 Shock/ショック
2 Tin Street Hooligan/ブリキ通りの悪党
2 Viridian Shaman/ヴィリジアンのシャーマン

■一戦目(《キキジキ》《潮水の下僕》コンボ)
一本目、ブロッカーとして出てきた《潮水の下僕》を《黒焦げ》して、《炎樹族のシャーマン》で殴って勝ち。二本目、《密林の猿人》二体で序盤から攻めるも、《赤の防御円》登場。《帰化》が《マナ漏出》され《潮水の下僕》も出てくるが、これを《黒焦げ》で焼いてトップした《炎樹族のシャーマン》が《防御円》の上からねじ込んで殴り勝ち。ビバ!《炎樹族》!

■二戦目(《イゼットのギルド魔道士》無限コンボ)
一本目、「《グルールのギルド魔道士》二体で殴って相手のライフを4にしてから《炎樹族のシャーマン》をプレする」か「《生命の咆哮の思念》魂力で《魔道士》を相打ちにする」かの二択で前者を選択。で、ターンを返すと《捨て身の儀式》が二枚あって、五枚の土地から《溶岩の撃ち込み》に連繋した《氷河の光線》をコピーされて《炎樹族のシャーマン》を焼きつつ、その後本体も焼かれる。相手の手札を色々考えた挙句に決められるんなら、素直に《思念》魂力で除去ってろ、と。下手すぎ。二本目、二ターン目《思念》に三ターン目《腐れ蔦の外套》が付いてばちんばちん。三本目、《炎樹族のシャーマン》に《腐れ蔦の外套》が・・・。

■三本目(黒ウィニー+白)
一本目、《闇の腹心》対《炎樹族のシャーマン》の殴り合いの中で、何度も《師範の占い独楽》を起動するから・・・それはもう、凄い勢いで相手のライフが無くなっていくワケですよ。《信仰の足枷》を付けられてもダメージを与え続ける《喧騒の貧霊》はエラい。二本目、《生命の咆哮の思念》に《腐れ蔦の外套》を付けるも、もとからブロックに参加できない《短剣爪のインプ》はやりおるな。その後《酷評》二発で後続の生物を落とされるが、サイズのデカさで押し切って1ターン差で殴り勝つ。

で、決勝。

■四戦目(青赤トロン)
一本目、序盤順調に攻め立てるも、《降る星、流星》が出てきて一時膠着。その後X火力を探してタップアウトで《連絡》を撃たれた返しに、フアタック+トップした《火山の鎚》で本体を焼いて勝ち。(実はどうプレイしても一点届かないと思っていたんだけど、相手が《シヴの浅瀬》でライフを減らしていた分を数えていなかった。対戦相手にライフを確認して気がついたんだけど、こーゆーのはちゃんとチェックしておかねばいかんよね。)二本目、《イゼットの印鑑》を狙った《ブリキ通りの悪党》が《マナ漏出》されたターンが、剣が峰。これで詰まり気味のマナベースを死守されて、こちらのクロックが減って、《潮の星、京河》まで耐えられる。相手の5/5はデカいし、捨て身のフルアタックは《怒りの狂乱》でニコイチ持ってかれるし、で、結局敗北。三本目、土地×5+《外套》×2のハンドで1マリガン。その後の6枚も《ギルド魔道士》×3+土地×3だが、仕方なくキープすると、後続が《エルフ》《思念》土地とクロックが乏しく《京河》まで悠々と辿り着かれて死亡。

結局2位だったんだけど、青赤系のコントロール多過ぎ。

■今日のMVP
《Burning-Tree Shaman/炎樹族のシャーマン》 (1)(赤)(緑)
クリーチャー ― ケンタウルス(Centaur)・シャーマン(Shaman) Guildpact Rare
いずれかのプレイヤーがマナ能力ではない起動型能力をプレイするたび、炎樹族のシャーマンはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
3/4

■感想
?《生命の咆哮の思念》は強かったぞ、馬鹿にするな。
?《炎樹族のシャーマン》はもっと強かったぞ。CoPを越えた時は感動した。
?《荒廃の思考》は糞弱い。トロン相手でも入れないとか、何相手に入れるんだよ。お試しにもホドがある。代わりに入れるなら《大惨事》かな?「打ち消されない」という一文は、フルランデスデッキにとってはどうでもよさそうだけど、ステロから撃つ分には魅力的。
?土地は《怒りの穴蔵、スカルグ》4積みで総数24枚は要りそう。同キャラ戦も考えると、「4ターン目に4枚目の土地を置けない=負け」だと思う。それと「《森》8《山》4」より「《森》7《山》5」の方が良かった気がする。
?《ブリキ通りの悪党》と《ヴィリジアンのシャーマン》の使い分けは・・・別に「お試し」ってワケではなく、ただ単に手元に《悪党》が二枚しかなかったから。メインに入れるなら《ブリキ通りの悪党》だろうけど、自分はサイドで十分と思っている派。第一にメインでアーティファクもメタらなければならないような環境なら、そもそもステロイドを選択する理由はなさそうだ。
?追加のファッティを求めて《サンダーメア》とか《昇る星、珠眼》とかも試していたけど、6マナが天文学的な重さに感じて結局使わず仕舞い。でもトップが《サンダーメア》なら勝ちだよな・・・って局面は何度かあった。ここは《脅しつけ》でも可。
?クリーチャーで殴って火力で焼きたければ、素直にスリーデュース(Zooとか言うヤツ)使った方がいいね。赤緑より遥かに早い。

以上、雑感。

(賞品のギルドパクト剥いたら、《炎樹族のシャーマン》が出ましたよ。わーい。)

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