◆イズ・エー[is A.] ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
爆弾事件を起こした14歳の少年(小栗旬)が、4年の刑を終えて社会復帰した後に再び犯行を犯す話。主なテーマは人の命を軽んじる18歳になったユウヤと、犯罪者の親として息子を公正させようとする父親(内藤剛志)と、事件の被害者で息子も失った刑事(津田寛治)の人間模様を取り扱う。で、感想。なんというか、主人公(?)の犯行に共感出来る点が全くない。とかくユウヤは「人はなぜ生きたいのか?」に拘り、俺は死ぬことなんて怖くないぜ風な行動を繰り返す。が、実の父親から首を絞められて殺されそうになると、自分の命が惜しくなったのか、偶然所持していた拳銃で父親を射殺して生き残ろうとする始末。取り扱う題材は悪くはないのだが、細部がかなりグダグダでリアリティに欠け、すぐに飽きがくる。内藤剛志の演技でカバーするにも限界があり、頑張って作った勘があるだけに駄作臭がキツい。フィクションであっても殺人を題材とする以上は、それなりの主張とバックボーンを描いていないと、作品として見るに耐えないモノとなってしまう。タイトルの「イズ・エー(is A.)」ってのは、少年犯罪のいわゆる少年Aのことらしいが、どうでも良い。
http://www.is-a.jp/
爆弾事件を起こした14歳の少年(小栗旬)が、4年の刑を終えて社会復帰した後に再び犯行を犯す話。主なテーマは人の命を軽んじる18歳になったユウヤと、犯罪者の親として息子を公正させようとする父親(内藤剛志)と、事件の被害者で息子も失った刑事(津田寛治)の人間模様を取り扱う。で、感想。なんというか、主人公(?)の犯行に共感出来る点が全くない。とかくユウヤは「人はなぜ生きたいのか?」に拘り、俺は死ぬことなんて怖くないぜ風な行動を繰り返す。が、実の父親から首を絞められて殺されそうになると、自分の命が惜しくなったのか、偶然所持していた拳銃で父親を射殺して生き残ろうとする始末。取り扱う題材は悪くはないのだが、細部がかなりグダグダでリアリティに欠け、すぐに飽きがくる。内藤剛志の演技でカバーするにも限界があり、頑張って作った勘があるだけに駄作臭がキツい。フィクションであっても殺人を題材とする以上は、それなりの主張とバックボーンを描いていないと、作品として見るに耐えないモノとなってしまう。タイトルの「イズ・エー(is A.)」ってのは、少年犯罪のいわゆる少年Aのことらしいが、どうでも良い。
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