■ロチェスタードラフト
1位通過のYUUさんが自分自身を?番席に指定して、数名が意外な表情をする。?番席は最初に色を決めなければならない点と、それ故に初戦の対戦相手(通常対面)から有効なアーキタイプをぶつけられる点で、通常は「ロチェスタードラフトで最も不利な席」とされている。また神河環境下では「優秀な黒を安定して使うことが出来る?・?番席が最も有効な開始位置」とも聞くが、自分が1.5箱使って一人ロチェを行った結果「?番席は意外と有効」でもあった。初戦の対戦相手である自分が、当然?を押し付けられる思っていただけに意外。また席順はランダムらしい。

□1周目
?が《兜蛾》より白へ。赤い?が自力で《降る星、流星》を引き当てる。?は白を主張してあとは無難に。?は青のみ確定。?の自分は赤のみ確定し、二色目に白か緑を。?は黒緑路線から?の緑参入で青も視野に。?は流れから赤緑以外の選択肢がない。?は上が赤緑確定なのに、敢えて下家から被せていくマゾ勇者ドラフトを展開する。

□2周目
白赤もアリだった?は、?の赤参入から白青へ。?は自力自模が強く、現時点で卓上最強。緑が手薄と踏んだ?は白緑へ。?は二色目が決められず、《霜投げ》から?へ赤を被せる。また初手に《頭蓋の摘出》とか取ってみたり。?の自分は、2周目の終盤で二色目に白を確定。緑を諦めた下家に申し訳ない。また自力で《心魂破》を開けるも、他のカードも強くてげんなり。?は他人が開けた黒除去から青黒へ。?は?と丸被りだが赤と緑の「出」が良く、都合よく住み分ける。?は開けるパックと流れてくるカードプールには恵まれるが、何故か積極的に3色化を目指す。

□3周目
?《兜蛾》《狐の刃遣い》《手の檻》に恵まれる。心から、羨ましい。?純粋な黒赤路線をつき進めば万事OKなんだが、何故か白を摘みだす。また??の取りこぼした《怒りの狂乱》や《血の儀式》がここまで流れてくる始末。?のラミハルは自パックで《山伏の長、熊野》を開けてしまい、散々悩んだ末にタッチ《熊野》を敢行する。また《すべてを護るもの、母聖樹》をレア取りしてみたり。?は青赤以外に手を出さない。?の自分は、二枚目の《蛾乗りの侍》を契機に、二色目に白を確定。また対面の青白メタで《山伏の嵐》や《半弓》を優先してピック。?は黒除去優先。?は安定した緑赤が組めそうだが、対面の白緑を考えるとちょっと微妙。?ここも赤緑やってれば文句ないデッキが出来そうなんだが、初手に《悪逆な大峨》とかワケワカラン。また《怒りの狂乱》スルーして、《残忍な詐欺師》ってのもどうだろう。正直、この席に座りたかった。

□席順と色分布
?YUU(青白)→?Aさん(黒赤白)→?ラミハル(緑白赤)
↑                       ↓
?KAZU(緑黒)           ?ばかと〜(青赤緑)
↑                       ↓
?H山さん(赤緑)←?I松さん(黒青)←?けんけん(白赤)

【Main Deck】
1 Akki Avalanchers/悪忌の雪崩使い
1 Devoted Retainer/献身的な家来
1 Samurai of the Pale Curtain/薄青幕の侍
1 Kami of Ancient Law/古の法の神
2 Silent-Chant Zubera/沈黙の歌のずべら
1 Kabuto Moth/兜蛾
1 Kitsune Blademaster/狐の刃遣い
1 Pain Kami/苦痛の神
2 Brutal Deceiver/粗暴な詐欺師
1 Kitsune Riftwalker/狐の裂け目歩き
1 Brothers Yamazaki/山崎兄弟
2 Mothrider Samurai/蛾乗りの侍
1 Kitsune Healer/狐の癒し手
1 Soul of Magma/溶岩の魂
1 Yamabushi’s Storm/山伏の嵐
1 Glacial Ray/氷河の光線
1 Yamabushi’s Flame/山伏の炎
1 Soulblast/心魂破
1 Terashi’s Cry/天羅至の叫び
1 Hankyu/半弓
1 Jade Idol/翡翠の彫像
8 Plains/平地
8 Mountain/山

【Sideboard】
1 Quiet Purity/物静かな純潔
1 Crushing Pain/すさまじい痛み
1 Devouring Rage/貪る憤怒
2 Orochi Sustainer/大蛇の支援者
1 Kodama’s Reach/木霊の手の内
1 Strength of Cedars/杉の力
1 Dripping-Tongue Zubera/よだれ舌のずべら
1 Orochi Ranger/大蛇の野伏

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