2003熊本チャンピオンシップ(その1)
2003年8月31日 ローカルKumamoto Championship 2003予選と銘打って6月末から8月中旬にかけて熊本県各地で予選が行われてきました。去る8月31日(日)にその本選が以下のフォーマットで行われました。予選ラウンドはスイス式6回戦(スタンダード3回戦+限定構築3回戦)。決勝トーナメントはベスト8によるダブルエリミネーション(スタンダード)。以下はその参加レポートです。今回使用したデッキはスタンダードが赤緑ステロイド(先の九州杯で使用したもの)、限定構築が赤白コントロール(GP横浜で使用したもの....に若干手直しを加えたもの)、です。
【Round1:Seki Keita(UB Psychatog)】
1本目、土地と火力ばかりの初手を渋々キープする。が、なかなか生物を引き当てない。3ターン目と5ターン目に《ラノワールのエルフ》を戦線に送り込むが、その程度ではクロックとはなるハズもない。その後《狡猾な願い》経由の《好機》で4枚引かれ、悠々と《激動》《サイカトグ》を決められて死亡。2本目、先攻2ターンの《野生の雑種犬》を《魔力の乱れ》でかわされ、返しに《強制》を張られてしまう。相手が順調というかこっちがヌルいというか、終始サイカ側のペースで翻弄され、そのまま《激...》。
【Round2:Jingu Takaomi(WB Cleric)】
1本目、相手がダブルマリガン。その後も《沼》《邪神の寺院》で土地が止まり、何も出来ない状態。相手デッキが何かも分からないまま、そのまま終了。2本目、「おそらく新手の黒単コントロール?」と割り切り対ウィニー用の火力数枚を抜き、《たい肥》《ナントゥーコの自警団》を投入。すると、1ターン目に《平地》から《雨ざらしの旅人》が....「デッキ全然違うじゃん」。また「こちらの場に《渋面の溶岩使い》が居るにもかかわらず《萎縮した卑劣漢》が能力を起動しない」ミスもあり、火力の併せ技で場を有利に固める事が出来る。その後《象の導き》が付いた《雑種犬》等で蹂躙し、終了。
【Round3:Hamasaki Toshihiro(GR Steroid)】
1本目、序盤の軽火力応酬後、相手の場に《幻影のケンタウロス》が定着し、これに《象の導き》がエンチャントされるという最悪の展開となる。こちらの手札にも《導き》は2枚あるが、付けるべき生物は既に焼き払われている状態である。その返しのターンに《幻影のケンタウロス》をトップデックし、次ターンに《導き》を付すが、ライフと場とハンドで負けている。終始、押されっ放しの展開で、最後の3ライフを《火山の槌》で焼き切られて昇天する。2本目、先攻ゲー。立ち上がりの速さで序盤を完全に掌握し、《獣群の呼び声》《野生の雑種犬》《幻影のケンタウロス》とアタッカーに恵まれて一方的な撲殺激劇となる。まぁ、同キャラ戦では良くある展開。3本目、後手スタートとなるが、場の形成はこちらが早かった。その後明らかに《象の導き》を持っていると思われる仕草を察知し、丹念にブロッカーを排除する。最終的に《幻影のケンタウロス》がブロッカーとして定着するが、序盤に削った残り少ないライフを物量で押し切って終了。ただ「引きに恵まれた」と言ってしまえば、それまで。確かにライブラリーのトップは強かった。
■スタンダード使用デッキ
【Main Deck】
4 Llanowar Elves/ラノワールのエルフ
4 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
4 Wild Mongrel/野生の雑種犬
4 Call of the Herd/獣群の呼び声
4 Phantom Centaur/幻影のケンタウロス
3 Blistering Firecat/焦熱の火猫
3 Elephant Guide/象の導き
4 Firebolt/炎の稲妻
4 Volcanic Hammer/火山の鎚
3 Violent Eruption/激発
4 Wooded Foothills/樹木茂る山麓
1 Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
1 Windswept Heath/吹きさらしの荒野
4 Karplusan Forest/カープルーザンの森
2 Mossfire Valley/モスファイアの谷
6 Mountain/山
5 Forest/森
【Sideboard】
4 Sulfuric Vortex/硫黄の渦
4 Ensnaring Bridge/罠の橋
3 Nantuko Vigilante/ナントゥーコ自警団
2 Flaring Pain/鋭い痛み
2 Compost/たい肥
【Round4:Matsumoto Takafumi(Mono Red Goblins)】
久しぶりにマジック復帰を果たし、借り物デッキで出場の知人が対戦相手。彼のデッキは、自分が前日に準備した「GPロンドンのブッティ型ゴブリン」。1本目、《賛美されし天使》と《刃の翼ロリックス》の殴り合いとなった中盤に、我が目を疑うプレイミスを犯す。正しくプレイすると、以下の通りになるハズだった。まず《賛美天使》が攻撃に参加し、これを《ロリックス》が迎撃する。戦闘ダメージをスタックに乗せた状態で《滅殺の命令》をサイクリングする。場には《霊体の地滑り》と《稲妻の裂け目》2枚があり、《地滑り》の効果で《賛美天使》をゲームから除外し、《裂け目》2枚をそれぞれ《ロリックス》に起動する。《裂け目》を二回使わねばならないのは相手の場に《ゴブリンのそり乗り》がいるためであるが、《ハルマゲドン》の過程で《ロリック
ス》を一方的に討ち取る事が可能であった。加えて相手のランドはタップアウトで、《そり乗り》で強化する以外に介入の余地はない。で、あるにも関わらず、何を血迷ったのか、魔がさしたのか、..(あまりに情けない為、省略)..相手の場に《ロリックス》が生き残り、こちらの《賛美天使》が一方的に墓地に置かれ、加えて全ての土地まで失う、という未曾有の大惨事を引き起こしてしまう(自分で)。本来なら2ターンでゲームを終えるクロックを仕掛けるハズだったのだが、違う意味での2ターンクロックを完成させてしまう。勿論、2ターン後に死亡する。2本目・3本目、1本目のミスプレイがあまりに面白すぎて、正直覚えていない。2本とも序盤を《ショック》と《宝石の手の焼却者》、中盤は《星の嵐》、最後は《怒りの天使アクローマ》と都合よくリレーして終了、だった(と思う)。
【Round1:Seki Keita(UB Psychatog)】
1本目、土地と火力ばかりの初手を渋々キープする。が、なかなか生物を引き当てない。3ターン目と5ターン目に《ラノワールのエルフ》を戦線に送り込むが、その程度ではクロックとはなるハズもない。その後《狡猾な願い》経由の《好機》で4枚引かれ、悠々と《激動》《サイカトグ》を決められて死亡。2本目、先攻2ターンの《野生の雑種犬》を《魔力の乱れ》でかわされ、返しに《強制》を張られてしまう。相手が順調というかこっちがヌルいというか、終始サイカ側のペースで翻弄され、そのまま《激...》。
【Round2:Jingu Takaomi(WB Cleric)】
1本目、相手がダブルマリガン。その後も《沼》《邪神の寺院》で土地が止まり、何も出来ない状態。相手デッキが何かも分からないまま、そのまま終了。2本目、「おそらく新手の黒単コントロール?」と割り切り対ウィニー用の火力数枚を抜き、《たい肥》《ナントゥーコの自警団》を投入。すると、1ターン目に《平地》から《雨ざらしの旅人》が....「デッキ全然違うじゃん」。また「こちらの場に《渋面の溶岩使い》が居るにもかかわらず《萎縮した卑劣漢》が能力を起動しない」ミスもあり、火力の併せ技で場を有利に固める事が出来る。その後《象の導き》が付いた《雑種犬》等で蹂躙し、終了。
【Round3:Hamasaki Toshihiro(GR Steroid)】
1本目、序盤の軽火力応酬後、相手の場に《幻影のケンタウロス》が定着し、これに《象の導き》がエンチャントされるという最悪の展開となる。こちらの手札にも《導き》は2枚あるが、付けるべき生物は既に焼き払われている状態である。その返しのターンに《幻影のケンタウロス》をトップデックし、次ターンに《導き》を付すが、ライフと場とハンドで負けている。終始、押されっ放しの展開で、最後の3ライフを《火山の槌》で焼き切られて昇天する。2本目、先攻ゲー。立ち上がりの速さで序盤を完全に掌握し、《獣群の呼び声》《野生の雑種犬》《幻影のケンタウロス》とアタッカーに恵まれて一方的な撲殺激劇となる。まぁ、同キャラ戦では良くある展開。3本目、後手スタートとなるが、場の形成はこちらが早かった。その後明らかに《象の導き》を持っていると思われる仕草を察知し、丹念にブロッカーを排除する。最終的に《幻影のケンタウロス》がブロッカーとして定着するが、序盤に削った残り少ないライフを物量で押し切って終了。ただ「引きに恵まれた」と言ってしまえば、それまで。確かにライブラリーのトップは強かった。
■スタンダード使用デッキ
【Main Deck】
4 Llanowar Elves/ラノワールのエルフ
4 Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い
4 Wild Mongrel/野生の雑種犬
4 Call of the Herd/獣群の呼び声
4 Phantom Centaur/幻影のケンタウロス
3 Blistering Firecat/焦熱の火猫
3 Elephant Guide/象の導き
4 Firebolt/炎の稲妻
4 Volcanic Hammer/火山の鎚
3 Violent Eruption/激発
4 Wooded Foothills/樹木茂る山麓
1 Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
1 Windswept Heath/吹きさらしの荒野
4 Karplusan Forest/カープルーザンの森
2 Mossfire Valley/モスファイアの谷
6 Mountain/山
5 Forest/森
【Sideboard】
4 Sulfuric Vortex/硫黄の渦
4 Ensnaring Bridge/罠の橋
3 Nantuko Vigilante/ナントゥーコ自警団
2 Flaring Pain/鋭い痛み
2 Compost/たい肥
【Round4:Matsumoto Takafumi(Mono Red Goblins)】
久しぶりにマジック復帰を果たし、借り物デッキで出場の知人が対戦相手。彼のデッキは、自分が前日に準備した「GPロンドンのブッティ型ゴブリン」。1本目、《賛美されし天使》と《刃の翼ロリックス》の殴り合いとなった中盤に、我が目を疑うプレイミスを犯す。正しくプレイすると、以下の通りになるハズだった。まず《賛美天使》が攻撃に参加し、これを《ロリックス》が迎撃する。戦闘ダメージをスタックに乗せた状態で《滅殺の命令》をサイクリングする。場には《霊体の地滑り》と《稲妻の裂け目》2枚があり、《地滑り》の効果で《賛美天使》をゲームから除外し、《裂け目》2枚をそれぞれ《ロリックス》に起動する。《裂け目》を二回使わねばならないのは相手の場に《ゴブリンのそり乗り》がいるためであるが、《ハルマゲドン》の過程で《ロリック
ス》を一方的に討ち取る事が可能であった。加えて相手のランドはタップアウトで、《そり乗り》で強化する以外に介入の余地はない。で、あるにも関わらず、何を血迷ったのか、魔がさしたのか、..(あまりに情けない為、省略)..相手の場に《ロリックス》が生き残り、こちらの《賛美天使》が一方的に墓地に置かれ、加えて全ての土地まで失う、という未曾有の大惨事を引き起こしてしまう(自分で)。本来なら2ターンでゲームを終えるクロックを仕掛けるハズだったのだが、違う意味での2ターンクロックを完成させてしまう。勿論、2ターン後に死亡する。2本目・3本目、1本目のミスプレイがあまりに面白すぎて、正直覚えていない。2本とも序盤を《ショック》と《宝石の手の焼却者》、中盤は《星の嵐》、最後は《怒りの天使アクローマ》と都合よくリレーして終了、だった(と思う)。
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