PPTQ(in 福岡ばぶるす)に参加しましたよ
PPTQ(in 福岡ばぶるす)に参加しましたよ
昨日に引き続き佐賀勢に相乗りして福岡のPPTQに行ってきました。フォーマットはスタンダードで、使用したのは昨日使ったジャンド・ミッドレンジにちょっとだけ手を加えたもの。参加者49人のスイス式6回戦は以下の通り。

■スタンダード使用デッキ
【Main Deck】
4 Sylvan Advocate/森の代言者
4 Tireless Tracker/不屈の追跡者
2 Kalitas, Traitor of Ghet/ゲトの裏切り者、カリタス
2 Goblin Dark-Dwellers/ゴブリンの闇住まい
1 Dragonlord Atarka/龍王アタルカ
2 Chandra, Flamecaller/炎呼び、チャンドラ
2 Duress/強迫
3 Read the Bones/骨読み
1 Pulse of Murasa/ムラーサの胎動
1 Kolaghan’s Command/コラガンの命令
2 Fiery Impulse/焦熱の衝動
4 Ultimate Price/究極の価格
4 Ruinous Path/破滅の道
2 Languish/衰滅
2 Hissing Quagmire/風切る泥沼
2 Llanowar Wastes/ラノワールの荒原
4 Cinder Glade/燃えがらの林間地
4 Smoldering Marsh/燻る湿地
4 Evolving Wilds/進化する未開地
6 Swamp/沼
2 Mountain/山
2 Forest/森

【Sidebaord】
3 Transgress the Mind/精神背信
2 Rending Volley/引き裂く流弾
2 Radiant Flames/光輝の炎
2 Virulent Plague/悪性の疫病
1 Ob Nixilis Reignited/灯の再覚醒、オブ・ニクシリス
1 Goblin Dark-Dwellers/ゴブリンの闇住まい
1 Den Protector/棲み家の防御者
1 Clip Wings/翼切り
1 Languish/衰滅
1 Duress/強迫

■1回戦目:バント人間(後手)
一本目、相手1マリガン。《ラムホルトの平和主義者》を《究極の価格》して《不屈の追跡者》《ゲトの裏切り者、カリタス》と好展開。一発目の《集合した中隊》がスカって展開が大きくリードし、《中隊》二発目が《反射魔道士》《サリアの副官》を呼ぶ。再展開した《カリタス》を《平和主義者》との《ドロモカの命令》格闘で失うも《カリタス》2号機を展開し、《ゴブリンの闇住まい》が《破滅の道》を再利用して押し切った。二本目、こちら1マリガン。《強迫》で《中隊》を抜き、《平和主義者》《不屈の追跡者》に《光輝の炎》で一掃する。《追跡者》2号機に《破滅の道》するも《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が登場する。なかなか5枚目の土地が見つからずに《ゴブリンの闇住まい》をプレイ出来ず、ようやく土地を引き込んでの《破滅の道》再利用でこれを葬った。しかし《棲み家の防御者》が《ギデオン》を回収して横に広がる。これを《衰滅》で一掃するもライフが一桁まで落ち込むが、《炎呼び、チャンドラ》が《ギデオン》を葬り《闇住まい》2号機を追加して殴り切った。→○○

■2回戦目:バント人間(後手)
一本目、相手1マリガン。《強迫》で《オジュタイの命令》を抜き、《薄暮見の徴募兵》を《焦熱の衝動》して《ラムホルトの平和主義者》《サリアの副官》を《衰滅》する。後続の《平和主義者》も《究極の価格》して《不屈の追跡者》《森の代言者》で押す。さらに《炎呼び、チャンドラ》を追加し、《集合した中隊》から《サリアの副官》《スレイベンの検査官》が登場するも《究極の価格》《コラガンの命令》して殴り切った。二本目、《森の代言者》《不屈の追跡者》から《強迫》連打で《否認》と《集合した中隊》を抜く。《中隊》2枚目から《反射魔道士》《森の代言者》が登場するも《光輝の炎》で一掃する。さらに《中隊》3枚目から《反射魔道士》《巨森の予見者、ニッサ》が登場するも、これを《衰滅》して《不屈の追跡者》で殴り切る。→○○

■3回戦目:緑青エルドラージ・アグロ(先手)
一本目、《鎖鳴らし》《空中生成エルドラージ》に殴られるも、《集合した中隊》を《強迫》する。《骨読み》が《否認》されて土地が伸びず、《破滅の道》を《虚空を継ぐもの》されてクロックが増えて非常にきつい。《衰滅》が《否認》されるもここから土地を引き込み、《炎呼び、チャンドラ》で場を一掃して翌ターンには《龍王アタルカ》に辿り着いて残りライフ1。ここから《次元潜入者》が瞬速し、《ならず者の道》でブロック出来なくなって敗北した。二本目、《コラガンの命令》で《薄暮見の徴募兵》で裁くも《骨読み》が《否認》される。ここから《森の代言者》と《現実を砕くもの》の不利な殴り合いに持ち込むが、《ムラーサの胎動》でライフ差を引っくり返す。《跳ねる混成体》2体を《衰滅》に巻き込むが、《もう一人の自分》が《現実を砕くもの》をコピーして5/5速攻2体に攻められる。他方は《風切る泥沼》と相討ってライフ一桁の殴り合いなるが、最後に3枚目の《跳ねる混成体》をトップデックされて敗北した。負けてしまったが、このゲームはなかなか面白かった。→××

■4回戦目:バント・カンパニー(先手)
一本目、こちら1マリガン。《強迫》で《集合した中隊》を落として《骨読み》するも、《ラムホルトの平和主義者》《巨森の予見者、ニッサ》《不屈の追跡者》と相手の展開が強い。2枚目の《骨読み》経由で《衰滅》するも、既にライフは一桁に落ち込む。しかし十分なマナに恵まれ、《龍王アタルカ》《炎呼び、チャンドラ》と叩きつけて一気に殴り切った。二本目、《強迫》で《否認》を落とすも《ヴリンの神童、ジェイス》が登場する。《不屈の追跡者》が《反射魔道士》されるも《束縛なきテレパス、ジェイス》を《破滅の道》し、《光輝の炎》で場をリセットしてから《不屈の追跡者》を再展開。ここから《追跡者》3体が調査し続けてぐいぐい成長し、《ゲトの裏切り者、カリタス》展開から《衰滅》でトークン5体を手に入れる。こちらのライフは5まで減っているが、《ムラーサの胎動》で回復してから8/7の《追跡者》3体で殴り切った。→○○

■5回戦目:バント人間(後手)
一本目、《薄暮見の徴募兵》《不屈の追跡者》を《究極の価格》し、《森の代言者》で対峙する。その後《反射魔道士》《サリアの副官》《薄暮見の徴募兵》と展開が強い。ライフで押されるも《ムラーサの胎動》から《進化する未開地》を手に入れて踏み止まり、《未開地》から《山》を手に入れて《炎呼び、チャンドラ》に辿りつく。即座に-4して場をリセットするが、死に際の《薄暮見の徴募兵》が《巨森の予見者、ニッサ》を公開する。そのまま《精霊信者の賢人、ニッサ》へと変身するが、翌ターンに《龍王アタルカ》で焼き払ってそのまま殴り切る。二本目、初動の《薄暮見の徴募兵》を《究極の価格》し、《不屈の追跡者》《巨森の予見者、ニッサ》を《衰滅》する。後続の《集合した中隊》が《徴募兵》《サリアの副官》を展開する。こちらも《ゲトの裏切り者、カリタス》で対峙するが、《ドロモカの命令》格闘で葬られる。さらに《棲み家の防御者》が《中隊》を回収して《ラムホルトの平和主義者》が追加された。さらに《炎呼び、チャンドラ》が《否認》され、《衰滅》も《否認》2発目に阻まれてライフが6まで落ち込むが・・・《ムラーサの胎動》が《ゲトの裏切り者、カリタス》を回収しての再展開で踏み止まる。ここで《不屈の追跡者》が調査して有効牌を引き込み、単体除去を繰り返して次第に盤面が有利になって殴り切った。→○○

■6回戦目:ID
4-1-1の5位抜け。


■準々決勝:白緑(赤)トークン(後手)
一本目、相手1マリガン。《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》に《不屈の追跡者》対峙し、瞬速の《大天使アヴァシン》を三度葬る。忠誠心7の《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》を《破滅の道》し、互いにマナフラッドした後に先に《炎呼び、チャンドラ》に辿り着いて殴り勝つ。二本目、《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》を即座に《破滅の道》すると、対戦相手の土地が3枚で止まる。タップアウトの変異(《棲み家の防御者》)を《衰滅》に巻き込んで《ゴブリンの闇住まい》で攻勢をかける。《闇住まい》を《石の宣告》されるも《ゲトの裏切り者、カリタス》を追加し、《大天使アヴァシン》を《翼切り》して殴り切った。→○○

■準決勝:白緑トークン(後手)
一本目、土地2枚キープしたらそのまま土地が止まる。こちらの《森の代言者》は相手の《代言者》と《ドロモカの命令》で格闘死し、《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》《搭載歩行機械》《搭載歩行機械》と連打されて敗北した。二本目、《強迫》で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を落とすも《死霧の猛禽》が登場する。《ゲトの裏切り者、カリタス》も《ドロモカの命令》格闘で失うも、取りあえず《猛禽》は《破滅の道》してライフを守る。後続の《大天使アヴァシン》を《衰滅》に巻き込んで《森の代言者》2体で攻め返すも、これを《石の宣告》で失い相手の場には《搭載歩行機械》トークンと《搭載歩行機械》本体が並んでライフもきつい。これを2枚の《炎呼び、チャンドラ》で対処して忠誠心3の《チャンドラ》が生き残る。ここで互いにマナフラッドしてしまうが、《チャンドラ》の0能力から《不屈の追跡者》2体を引き込んで殴り切った。三本目、対戦相手がダブルマリガン。互いに《森の代言者》を並べるも《ドロモカの命令》格闘で失い、《代言者》2号機も《命令》格闘2発目で葬られる。これで一気にライフがなくなり、ようやく引き当てた《破滅の道》で対処する。その後《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を《破滅の道》して《ゲトの裏切り者、カリタス》を展開すると、《棲み家の防御者》が《ギデオン》を回収して《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》も追加された。こちらも《不屈の追跡者》で戦線を支えるが、《ギデオン》のエンブレムに《ニッサ》の+1/+1カウンターが加わって耐えられない。ここで対戦相手の土地が5枚で止まっており、強化された《森の代言者》は+2/+2修正抜きで4/5のサイズに達している。幸いにも土地を引き込まれずにターンが戻り、7枚目の土地をアンタップインして《龍王アタルカ》が《代言者》を焼き払う。結局、この《龍王アタルカ》への回答なく、そのまま8/8飛行で殴り切った。→×○○

■決勝:緑黒+青アリストクラッツ@地雷(先手)
一本目、《強迫》で《謎の石の儀式》を落とし、《森の代言者》を展開する。相手の場に《膨れ鞘》3体に《壌土のドライアド》が並び、《異端の癒し手、リリアナ》を《究極の価格》する。小粒な生物が横に並び《ウェストヴェイルの修道院》も機能し始め、ターンを返すと《不敬の皇子、オーメンダール》が登場してしまう最後のターンに《炎呼び、チャンドラ》が間に合って場をリセットする。後続に《ナントゥーコの鞘虫》が追加されるも、《チャンドラ》が生き残って《破滅の道》覚醒で殴り切る。二本目、土地2枚に《森の代言者》《強迫》《究極の価格》《骨読み》《光輝の炎》の初手をキープする。初動の《強迫》が《集合した中隊》を落として《森の代言者》するも土地がそのまま止まってしまう。《代言者》が《究極の価格》されて《骨読み》すらプレイ出来ず、《地下墓地の選別者》《エルフの幻想家》の4点クロックを止められずに敗北した。三本目、対戦相手が1マリガンだが、こちらは痛恨のダブルマリガン。互いに土地が2枚で止まるも、《森の代言者》を展開後に《薄暮見の徴募兵》を《究極の価格》する。ここで先に3枚目の土地に辿り着き、《骨読み》で4枚目の土地を引き込んで《ゲトの裏切り者、カリタス》を展開する。これが除去されずに互いに土地を伸ばし、相手の場に《現実を砕くもの》《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》が立ちはだかる。ここから《ゴブリンの闇住まい》が除去を再利用してブロッカーを排除し、《カリタス》《闇住まい》で攻めて《ニッサ》を討ち取る。次第にゾンビトークンが横に並び、《ムラーサの胎動》を《否認》されるも《不屈の追跡者》を追加して殴り切った。→○×○


つーことで、優勝出来ました。RPTQも頑張ります。


■使用した雑感
・「イニストラードを覆う影」が出た当初からジャンドを触っていたけど、試行錯誤の結果もあって今回のマナベースは良く出来ていたと思う。メインカラーの黒は当然にダブルシンボルを要求するし、5ターン目以降には(赤)(赤)も必要な上に2~3ターン目に(緑)も要求する。26枚の土地が、黒18:赤14:緑14を賄えるこの構成には満足している。土地が2枚で止まっての敗北が2戦あるけど、これをキープミスだとは思っていない。
・《ムラーサの胎動》は採用して良かった。結局、ダメージで勝つ生物デッキが大半なので、ライフ回復は「負けなければ必ず勝つ」戦略を可能にしてくれた。
・《究極の価格》メイン4積みは良かった。これは《究極の価格》がヒットするメタが云々なのではなく、「当たれば強い」戦略がたまたま上手く行っただけに過ぎない。使用者のけんけんは基本的にプレイングが下手なので、「デッキ構築の時点で相手より優位な土俵で相撲を取らないと勝てない」と知ってのこと。マジックが下手な人は、自分がどれだけ下手なのかを正しく理解することで勝率を上げなければならない。
・土曜日の時点では《龍王アタルカ》を採用してなかったけど、こいつアホみたいに強いからメインに1枚挿した方が良いよ。だてに「龍王」を名乗ってないわ。「サイドに1枚」と弱気に考えてたけど、こういう奴はメインでナンボ。
・最初3枚使ってた《コラガンの命令》はどんどん枚数が減って最終的には1枚になった。1枚で複数の仕事をするカードはデッキに合っているが、3マナ圏が「1ターンに2アクション」を阻害するのを嫌って減らしてみた。1枚でも全然問題なかった。
・サイドボードの3枚目の《衰滅》は別に要らないと感じた。緑白トークンの《進化の飛躍》を割るために、これを《自然のままに》に変えた方が良いと思う。《進化の飛躍》は出されると必ず負ける糞カード。
・このデッキ、森君と二人で使って二日間の合計が19-7-3だからそこそこ行けると思いますよ(引き分けはすべてID)。


そんなところ。

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