フライトプラン

2006年7月7日 映画
会社の飲み会も早々に引き揚げて、土曜日が返却期限のフライトプランを観ることに。

◆フライトプラン ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
途中まで凄くハラハラした。何にハラハラしたかというと、「このまま本当に主人公の妄想・夢落ちに終わってしまうんではないだろうか?」というところ。さすがにジョディ・フォスターを起用してまでそんな酷いオチはなく、それなりに真っ当なストーリーが用意されている。ただ「営利目的の犯罪を犯すなら、そんな手間隙かかって回りくどい手法は取らないよね?」とか、「その距離で爆弾のスイッチ押したら普通は自分も死んじゃうよね?」とかリアリティのなさに突っ込み所は満載。良かった点は主人公の「勝手に一人で降りないでよね!」の台詞。自分が悪役に仕立て上げられていると気付き、その立場を利用した機転の利いた言葉に感心した。また主人公の子を思う気持ちは非常によく描かれていると思う。これがこの映画が一番訴えたいことだとは思うんだけど、この辺は男性より女性の方が共感出来るんだろう。ただ、これを映画館で正規の料金を払って見た人がいると思うと哀れでならん。
http://www.movies.co.jp/flight-p/

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