笑いの大学

2005年6月7日 映画
◆笑いの大学 ★★★★★☆☆☆☆☆
喜劇作家(稲垣五郎)と検閲官(役所広司)のやり取りを描いたコメディー作品。近所のレンタル店ではいつも貸し出し中で、やっと借りられた。ところが笑いを提供するこの手の作品に、過度の期待を込めて観るのは良くないな。待ち焦がれて期待しすぎた分、そんなに面白いとは思わなかった。決して内容が薄かったり展開がつまらなかったりするわけではないのだが、さぁ、笑おうと構えるとなかなか笑えるものではないね。また稲垣五郎の演技が安っぽい。安っぽいと言うか、とにかくそのわざとらしさが鼻につく。そういう役柄を意識したそういう演技なのかもしれないが、少なくとも好感は持てない。これが役所広司の重厚さを引き立てることになるのだが、そう考えると彼の起用はあながち間違った選択ではないのかもしれない。またストーリー自体は「この程度かな?」と思っていたのが、本当にその程度だったのも減点材料。眠い目をこすりながら無理して観るほどもモノではなかった。
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