2004 GP横浜トライアル(福岡) その3
2004年11月7日 PTQ・GPT□Quarter Final
1本目、穴埋めで入れている《沈黙の歌のずべら》2体が初手にあって、ゲンナリ。マリガンするほど悪い手札ではなかったんで仕方なく開始すると、ドローがガンジー過ぎる。結局、空どころか地上まで止まらず、何も出来ずに撲殺される。2本目、《半弓》と《山伏の嵐》で場を制圧し、《兜蛾》が攻守を支えて殴りきる。3本目、《野太刀》が相手のクロックを強化し、《手の檻》でブロッカーを排除される。これに対し地上を《狐の裂け目歩き》が止めて、《半弓》が何とか間に合う。さらに相手タップアウトの隙に《山伏の嵐》と《半弓》で場を一掃し、《手の檻》も《山伏の嵐》に巻き込んで除去することに成功。その後展開された《兜蛾》も何とか《半弓》で除去出来ようか、というところで《語られざるもの、忌話図》を巣出しされて考える。ライフは13(相手)対9(自分)。手札には《心魂破》一枚で、《粗暴な詐欺師》で確認した次のドローは《山伏の炎》だ。こちらの場にはアンタップ状態の《粗暴な詐欺師》と《薄青幕の侍》で、《侍》には《半弓》が装備されており、照準カウンターは3つ乗っている。またこちらの土地は《山》×4と《平地》×7で、16分の11枚を引いている。相手の場には《兜蛾》《伝承の語り部》《語られざるもの、忌話図》と《野太刀》があり、《野太刀》は何にも装備されていない。手札はなく土地はタップアウト。ここからどうやったら勝てるだろうか?
まず一つ目のプランはこうだ。ターン終了時に《半弓》で3点のダメージを与え、自分のターンを迎える(相手ライフ10)。《山伏の炎》を引いて攻撃宣言を行い、《粗暴な詐欺師》と《薄青幕の侍》で攻撃する。両方とも間違いなくブロックされるので、《薄青幕の侍》のパワーが武士道により+1されて3になる。さらに《粗暴な詐欺師》の能力起動を都合よく成功させて、パワーを3にする。これらを生贄に捧げて《心魂破》で6点与え、さらに本体に《山伏の炎》撃ち込んで計9点。どう計算しても1点足りないし、《山伏の炎》の次のドローが土地であることが前提だ。よってこのプランでは駄目だ。またイロイロ考えているうちに頭が痛くなって、《半弓》の照準カウンターを4つにしてターンを迎えることを選択する。これで良いのか悪いのかは分からないが、考えるのが面倒になったし、ジャッジの「早くしろよ」的な視線が気になったのも事実だ。さてターンが帰って《山伏の炎》をドローするが、今度は「《半弓》を起動すると《薄青幕の侍》が攻撃に行けない」って事実にやっと気付く。ここは本気で焦った。しまった、相手のターン終了時にもっと考えるべきだった。今度は「如何に勝ちきるか」から「如何に死なないようにするか」に思考が変わってしまうが、条件が厳しいことに変わりはない。念の為に《詐欺師》で次のドローを確認すると、そこには《蛾乗りの侍》。結局このターンは《薄青幕の侍》で《半弓》にカウンターを乗せ、《粗暴な詐欺師》に装備し直してターンを終えてしまう。次のターンには《忌話図》に《野太刀》が付いて単体で攻撃され、対処策なくそのまま投了する。終了後にラミハルから「《詐欺師》は攻撃に行くべき」等とコメントをもらう。が、運よく《忌話図》がブロックしたとしても、ライブラリートップが都合よく土地じゃないと《忌話図》を除去出来ない。つまり次のターンに《蛾乗りの侍》はドロー出来ないことになる。さらにここで《忌話図》を除去できたとしても、次からは《半弓》のカウンターなしで《伝承の語り部》と《兜蛾》を相手にしなければならないワケだ。対戦中はそこまで深くは考えていないし、そもそもライブラリートップに「レバタラ」を期待している時点で勝ち目は薄いと思われる。結局ベスト8初戦で負けてしまったけど、久々にロチェが出来て楽しかったです。また今度頑張ります。
□最終結果
準々決勝・準決勝と順当に勝ち上がったラミハルが、最終戦でトスされて優勝。当然といえば当然な結果で面白くない。
1本目、穴埋めで入れている《沈黙の歌のずべら》2体が初手にあって、ゲンナリ。マリガンするほど悪い手札ではなかったんで仕方なく開始すると、ドローがガンジー過ぎる。結局、空どころか地上まで止まらず、何も出来ずに撲殺される。2本目、《半弓》と《山伏の嵐》で場を制圧し、《兜蛾》が攻守を支えて殴りきる。3本目、《野太刀》が相手のクロックを強化し、《手の檻》でブロッカーを排除される。これに対し地上を《狐の裂け目歩き》が止めて、《半弓》が何とか間に合う。さらに相手タップアウトの隙に《山伏の嵐》と《半弓》で場を一掃し、《手の檻》も《山伏の嵐》に巻き込んで除去することに成功。その後展開された《兜蛾》も何とか《半弓》で除去出来ようか、というところで《語られざるもの、忌話図》を巣出しされて考える。ライフは13(相手)対9(自分)。手札には《心魂破》一枚で、《粗暴な詐欺師》で確認した次のドローは《山伏の炎》だ。こちらの場にはアンタップ状態の《粗暴な詐欺師》と《薄青幕の侍》で、《侍》には《半弓》が装備されており、照準カウンターは3つ乗っている。またこちらの土地は《山》×4と《平地》×7で、16分の11枚を引いている。相手の場には《兜蛾》《伝承の語り部》《語られざるもの、忌話図》と《野太刀》があり、《野太刀》は何にも装備されていない。手札はなく土地はタップアウト。ここからどうやったら勝てるだろうか?
まず一つ目のプランはこうだ。ターン終了時に《半弓》で3点のダメージを与え、自分のターンを迎える(相手ライフ10)。《山伏の炎》を引いて攻撃宣言を行い、《粗暴な詐欺師》と《薄青幕の侍》で攻撃する。両方とも間違いなくブロックされるので、《薄青幕の侍》のパワーが武士道により+1されて3になる。さらに《粗暴な詐欺師》の能力起動を都合よく成功させて、パワーを3にする。これらを生贄に捧げて《心魂破》で6点与え、さらに本体に《山伏の炎》撃ち込んで計9点。どう計算しても1点足りないし、《山伏の炎》の次のドローが土地であることが前提だ。よってこのプランでは駄目だ。またイロイロ考えているうちに頭が痛くなって、《半弓》の照準カウンターを4つにしてターンを迎えることを選択する。これで良いのか悪いのかは分からないが、考えるのが面倒になったし、ジャッジの「早くしろよ」的な視線が気になったのも事実だ。さてターンが帰って《山伏の炎》をドローするが、今度は「《半弓》を起動すると《薄青幕の侍》が攻撃に行けない」って事実にやっと気付く。ここは本気で焦った。しまった、相手のターン終了時にもっと考えるべきだった。今度は「如何に勝ちきるか」から「如何に死なないようにするか」に思考が変わってしまうが、条件が厳しいことに変わりはない。念の為に《詐欺師》で次のドローを確認すると、そこには《蛾乗りの侍》。結局このターンは《薄青幕の侍》で《半弓》にカウンターを乗せ、《粗暴な詐欺師》に装備し直してターンを終えてしまう。次のターンには《忌話図》に《野太刀》が付いて単体で攻撃され、対処策なくそのまま投了する。終了後にラミハルから「《詐欺師》は攻撃に行くべき」等とコメントをもらう。が、運よく《忌話図》がブロックしたとしても、ライブラリートップが都合よく土地じゃないと《忌話図》を除去出来ない。つまり次のターンに《蛾乗りの侍》はドロー出来ないことになる。さらにここで《忌話図》を除去できたとしても、次からは《半弓》のカウンターなしで《伝承の語り部》と《兜蛾》を相手にしなければならないワケだ。対戦中はそこまで深くは考えていないし、そもそもライブラリートップに「レバタラ」を期待している時点で勝ち目は薄いと思われる。結局ベスト8初戦で負けてしまったけど、久々にロチェが出来て楽しかったです。また今度頑張ります。
□最終結果
準々決勝・準決勝と順当に勝ち上がったラミハルが、最終戦でトスされて優勝。当然といえば当然な結果で面白くない。
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